2014年度がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会を開催しました。
（平成27年2月21日、 22日）

　平成27年２月21日（土）22日（日）浜松医科大学看護学科棟2階講義室において、2014年度緩和ケア研修会を開催しました。西部医療圏の医療機関から受講者（医師）15名、本院及び磐田市立総合病院からスタッフ19名の出席がありました。本研修会は、国のがん対策推進基本計画に掲げている「がん診療に携わるすべての医療従事者が基本的な緩和ケアを理解し、知識と技術を習得すること」を目標に実施されました。
　本研修会では、2日間に渡り、講義・ロールプレイ・事例検討が行われ、受講者は、熱心に 受講していました。研修受講者にとって、より充実した緩和ケアの実践に向けて認識を新たにする良い機会となりました。

　　　　　　　　　オリエンテーションの様子　　　コミュニケーション講義の様子
　　　　　　　　　ロールプレイの様子　　　看取りの事例検討会の様子

第22回　がん診療連携拠点病院　がん医療従事者研修会を開催しました。
（平成27年2月13日） †

　2月13日（金）に浜松赤十字病院2階研修ホールにおいて、がん医療従事者研修会を開催し、浜松赤十字病院の医師、薬剤師、看護師、医療ソーシャルワーカー等の出席がありました。 本研修会は、がん診療連携拠点病院がん医療従事者研修事業として、本院が年2回開催している事業で浜松赤十字病院の共催、浜松市浜北医師会の後援をいただき開催しました。 今年度の事業目標である「がん治療における医科歯科連携と口腔ケアの推進」に基づき、下記の演題で講演を行いました。

（演題１）「がん化学療法と歯科治療について」
　　　　　浜松医科大学附属病院　腫瘍センター　教授　大西　一功　医師
（演題２）「浜松医科大学歯科口腔外科における周術期口腔ケアについて」
　　　　　浜松医科大学附属病院　歯科口腔外科　増本　一真　医師

ご案内ポスター (544.6KB)


　　　　　大西一功医師　　　　　増本一真医師

第21回　がん診療連携拠点病院　がん医療従事者研修会を開催しました。
（平成26年12月15日） †

　12月15日（月）に浜松市歯科医師会ホールにおいてがん医療従事者研修会を開催し、浜松市歯科医師会所属の歯科医師をはじめ、医師、薬剤師等55名の出席がありました。 本がん医療従事者研修会は、がん診療連携拠点病院がん医療従事者研修事業として、本院が年2回開催しています。 今年度は、がん治療における医科歯科連携と口腔ケアの推進を目的とし、浜松市歯科医師会、浜松市医師会の後援を得て開催しました。

（演題１）「がん化学療法と歯科治療について」
　　　　　浜松医科大学附属病院　腫瘍センター　大西　一功　医師
（演題２）「浜松医科大学歯科口腔外科における周術期口腔ケアについて」
　　　　　浜松医科大学附属病院　歯科口腔外科　増本　一真　医師

ご案内ポスター (398.0KB)

研修会の様子（於:浜松市歯科医師会ホール）

　　　　　大西一功医師　　　　増本一真医師

がん診療連携拠点病院　市民公開講座を開催しました。（平成26年10月25日） †

　10月25日（土）に佐久間ヘルストピアセンターにおいて市民公開講座やよろず相談会を開催し、市民43名の出席がありました。この市民公開講座は、西部医療圏のがん診療連携拠点病院（聖隷三方原病院、聖隷浜松病院、浜松医療センター、浜松医科大学医学部附属病院）の4病院と浜松市が協力し、北遠地域において毎年開催しています。今回は、聖隷浜松病院と浜松医科大学医学部附属病院から講師を派遣し、次の演題でそれぞれの講師から講演がありました。

（演題1）「大腸がん」
　　　　　浜松医科大学　臨床腫瘍学講座　特任助教　濱屋　寧（はまや　やすし）医師
（演題2）「がん治療を支えるお口のケア～歯みがきで口内炎予防～」
　　　　　聖隷浜松病院　歯科主任医長　福永　暁子（ふくなが　あきこ）医師

　　　　　佐久間ヘルストピアセンター　　　　講演の様子

　本院の濱屋　寧医師から演題１「大腸がん」について、①大腸がんの発生メカニズム、②大腸がんの検査方法、③大腸がんの治療方法、④大腸がんの治療成績、⑤大腸がんの予防等についてわかりやすく説明がありました。特に「大腸がん」は早期発見が大事であり、早期発見された場合の治癒率が高いため、便潜血等の検査、健康診断等で異常が発見された場合の再検査については、必ず医療機関を受診するよう説明がありました。 講演会に出席された方々は、メモを取りながら熱心に聴いていました。
　また、講演会終了後、よろず相談会が開催され、事前予約された1名の方の相談に対し、濱屋医師から詳しく回答がなされました。

　　　　　濱屋寧医師　　　　講演の様子

第16回　静岡がん治療フォーラムを開催しました。（平成26年10月10日） †

　10月10日（金）に本院多目的ホールにおいて第16回静岡がん治療フォーラムを開催しました。 院内外から37名の医療関係者の参加がありました。

（第１部）教育講演　「小児がん治療の現状　―治療成績の向上と問題点―」
　　　　　浜松医科大学医学部附属病院小児科助教　坂口公祥先生
（第２部）特別講演　「小児がん長期ケアと成人医療移行」
　　　　　愛媛県立中央病院小児医療センター長　石田也寸志先生
ご案内ポスター (315.9KB)

第1部では、最近の小児がん治療の現状について、治療成績の向上と問題点を中心に坂口先生の経験した症例を通して詳しく説明がありました。
第2部では、小児がんの長期ケア及び成人医療への移行が難しい現状について、石田先生から詳しく説明がありました。また、就労支援プロジェクトについて、就労困難な小児がん経験者の職業訓練を兼ねた就労施設「ハートリンク喫茶」を平成25年4月に新潟市で開設し、その結果と課題について報告がありました。

　　　　　教育講演の様子　　　　　特別講演の様子