Speciality Guidance
臨床薬理内科は日本では数少ない診療科ですが、臨床薬理学の歴史の古い欧米諸国では、内科学の一講座、一診療科として臨床薬理内科の位置付けが定着しています。臨床薬理内科は、「クスリの人体における作用と動態をきちんと見極め、個々の患者さんの背景や合併症を考慮して、副作用を回避しつつ、クスリが最大限の効果を挙げられるような治療」を目指しています。多領域の専門医がさらに薬物治療の専門家としての視点を加えて薬物治療を担当するとともに、クスリに関するセカンドオピニオン外来や、最新の薬物治療に関しての相談にも応じています。