浜松医科大学医学部附属病院

本院について

University Hospital Introduction

病院長挨拶

病院長 金山尚裕



     病院長 金山尚裕


 本年4月から浜松医科大学医学部附属病院長を拝命しました。病院長就任にあたりご挨拶申し上げます。私は本学の1期生です。平成11年より産婦人科教室を主宰し、一昨年企画・評価担当理事として大学の運営にも携わって参りました。浜松医科大学附属病院の勤務は大学院を含めると昭和59年から約30年になります。この期間平成16年より平成20年まで医療安全の副病院長を、また平成26年から平成28年まで管理運営の副病院長も務めました。附属病院の歴史をもっとも知っている一人であると思っています。
 本院のミッションは患者第一の安心・安全な医療、社会・地域医療への貢献、良質な医療人の育成、高度な医療の追求、健全な病院運営の確立です。なかでも医療安全はこれらミッションの中でもっとも上位に来るものと認識しています。医療安全の推進にはチーム医療の浸透が最も重要であり、これを深化させて行きたいと考えています。社会・地域医療への貢献については、地域の医療機関との連携を深め、病病連携、病診連携をさらに進めます。今年決定される地域医療構想作成においても本院は積極的に貢献していく所存です。新専門医制度が紆余曲折の結果、本年度からスタートとなりました。浜松医科大学の各診療科のプログラムは多くの専攻医を集めました。県内の専攻医の73%が大学プログラムに参入しました。良医を育てるため浜松医科大学の責務は重大であり、卒後研修を一層充実させます。看護師、助産師、メディカルスタッフの専門性を高めることも時代のニーズですので専門看護師、認定看護師などの養成に努力をいたします。特定機能病院として高度な医療を行うことが求められています。最近の本院で増加している診療内容としてロボット支援手術・ハイブリット手術、放射線療法と化学療法、救急医療、ハイリスク妊娠分娩などがあります。これらの医療を進展させるために機能強化棟の建設計画が進められています。本院の大きな飛躍のため平成33年度稼働を目指し皆様の協力を得ながら取り組みます。また、急増する心臓カテーテル治療に対応すべく心カテ室が増えますが順調な稼働を目指したいと思います。
 昨今は、働き方改革が叫ばれており本院においても最も重要な課題のひとつです。この解決にはチーム力を上げ、仕事を効率化することが肝要と思います。各部局、部署の話を十分聞いてよい労働環境作りに邁進したいと思います。また患者さんに快適な医療を提供するために、入院待ち日数の短縮、待ち時間の軽減、展望喫茶の利便性向上などを積極的に行う所存です。
 前松山病院長の2年間、本院は大きく業績が伸びました。稼働額、稼働率は増加し、在院日数も短縮し理想的な形で推移しました。松山先生を始め、病院職員全体の努力の賜物であると実感しています。この流れは是非踏襲したいと考えています。従いまして副病院長は全員の方々がご留任です。運営・管理担当に緒方教授、教育・研修担当に須田教授、リスクマネジメント担当に中島教授、患者サービス担当の鈴木看護部長を加えた4人の副病院長と共に、これから2年間病院運営に取り組んで参ります。それぞれの副病院長が、それぞれのタスクを極めて、そしてお互い共有してゆくことで一体化し強い推進力が生まれ、軌道に乗っています。ビジョンと夢をもって運営にあたること、職員間の風通しをよくすること、そして各部署の後押しをしっかり行うことが私の職務と思っています。関係各位のご支援、ご協力よろしくお願いします。