室長　教授　五島　聡

　医療法施行規則の一部改正に伴い、2020年4月1日より医療放射線に係る安全管理体制の整備が義務づけられました。
　これに伴い、医療放射線の安全利用及び被ばく管理に関する体制の強化を図り実践活動を行うことを目的として、医療放射線安全管理室を設置しました。当管理室は、放射線画像診断専門医、診療放射線技師、看護師によりチームを編成し、医療放射線に関する線量管理、線量記録、職員研修などを通して、患者さんの医療被ばくを最適化※するための実務を行っています。（※「最適化」とは、個々の患者さんに対する放射線検査の必要性を検討し、その患者さんへの医療目的に適した必要最小限の放射線量を決定していくことです。）