浜松医科大学医学部附属病院

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神経・難病センター

センター長 特任教授 中村 友彦

 20211118 (HP用)神経・難病センター 中村友彦先生 差し替え30  S__55730187.jpg神経・難病センターは神経難病のみならず、神経疾患以外の様々な難病の患者さんのために新しく作られました。令和3年5月に設置されており、令和4年度に本格運用を開始します。設立の目的は、① 神経難病等の難病患者の治療および難病医療に関する教育・研究の推進、② 静岡県難病診療連携拠点病院として、難病患者さんのために適切な支援等を行う、③ オンライン診療の施行及び推進の3つとなります。
 神経難病の治療には高度かつ最新の専門的知識が要求されます。近年の医学の目覚ましい進歩によって治療法も絶えず新しい方法が開発されており、当センターに難病患者さんを集約することにより、多くの治療実績に基づくデータを構築して、一人一人の患者さんにより適した医療を提供できるように努めていきたいと思っております。また多職種との連携を通して、患者さんのADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)が向上するような様々な技術も開発されており、これらの技術のさらなる発展の研究や他施設への教育を遂行していきます。さらに当院は静岡県で唯一の難病診療拠点病院として、多くの病院と連携を図りながら、難病患者さんのために適切な支援を行うことを目指しています。また静岡県は医療圏がとても広いので、より適切な医療を可能な限り公平に行きわたらせるためのオンライン診療の充実も図っていきます。さらには来るべき大規模災害時に備えるべく、災害時においても確実にオンライン診療ができるような体制作りの準備を進めております。
 当神経・難病センターはこれらの活動、運用を通して、浜松市のみならず静岡県の難病治療患者さんに少しでもお役に立てるように貢献していきたいと考えております。