浜松医科大学医学部附属病院

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インターフェロンフリー[新規]

インターフェロンフリー治療とは?

2014年秋より、インターフェロン製剤を含まない「経口抗ウイルス剤」による治療が行われるようになり、インターフェロン療法の多彩な副作用を回避できるとともにインターフェロン療法無効例に対しても高い治療効果が期待できる治療法となりました。

抗ウイルス剤(DAA;direct-acting antivirals)

肝臓君

C型肝炎ウイルスの複製に関与する特定のウイルス蛋白(NS3/4、NS5A、NS5B)を識別し阻害することができます。

抗ウイルス剤(DAA;direct-acting antivirals)には、何があるの?

・NS3/4(HCVセリンプロテアーゼ)阻害剤
・NS5A(HCV複製複合体形成)阻害剤
・NS5B(HCVRNAポリメラーゼ)阻害剤

※特定のウイルス蛋白を識別、阻害するため、治療法がC型肝炎ウイルスの血清型(セロタイプ)によってかわります。

肝臓君

血清型(セロタイプ)って何??
日本でみられるC型肝炎ウイルスは、血清型(セロタイプ)によって1型、2型に分けられます。 さらに遺伝子型(ジェノタイプ)によって1型は1a、1b、2型は2a、2bに分けられます。 日本でもっとも多いのは1b型で全体の約70%を占めると言われています。

C型肝炎ウイルス血清型(セロタイプ)別の治療法とは?

肝臓専門医に相談・受診されることをお勧めします。

1型C型肝炎ウイルス感染による慢性肝炎および代償性肝硬変

①NS3/4阻害剤とNS5A阻害剤の併用
 アスナプレビル・ダクラタスビル(スンベプラ・ダクルインザR)療法
 パリタプレビル/リトナビル・オムビタスビル(ヴィキラックスR)療法
 グラゾプレビル・エルバスビル(グラジナ・エレルサR)療法

②NS5A阻害剤とNS5B阻害剤の併用
 ソホスブビル・レジパスビル(ハーボニーR)療法

③NS3/4阻害剤とNS5A阻害剤とNS5B阻害剤の併用
 ダクラタスビル・アスナプレビル・ベクラブビル(ジメンシーR)療法

2型C型肝炎ウイルス感染による慢性肝炎および代償性肝硬変

NS5B阻害剤であるソホスブビル(ソバルディR)とリバビリンの併用療法

経口抗ウイルス療法(DAA療法)では、薬剤耐性変異を持っているウイルスの存在によって治療効果が影響を受けます。

肝臓君

薬剤耐性変異って何??
C型肝炎ウイルスが、ウイルスに対して何らかの作用を持った薬剤に対して抵抗性を持ち、これらの薬剤が効かない、もしくは効きにくくなるようなウイルスに変異してしまう現象のことです。

【インターフェロンフリー治療に関する問合せ】

肝疾患連携相談室(TEL 053-435-2476)までご連絡下さい。