浜松医科大学医学部附属病院

診療科案内

Speciality Guidance

実績

診療実績

当科の治療法は大きく分けて手術とレーザー治療になります。昨年度の各種手術件数は以下に示します。

レーザー治療はシミ・そばかす・脱毛が対象でしたが、血管病変を対象としたレーザーを導入し、治療を開始しました。 悪性腫瘍及びそれに関連する再建(頭頸部再建・乳房再建など)は遊離皮弁を用いた質の高い再建を行うほか、ICG蛍光法とRI法(ラジオアイソトープ法)を併用したセンチネルリンパ節生検やPETによる診断など、悪性腫瘍に対して包括的管理を行っています。乳房再建はインプラントと自家組織ともに行っています。

広範囲熱傷は、救命はもとより機能的・整容的に高い治療水準を保っており、急性期からリハビリテーション、瘢痕拘縮の修復まで一貫した治療を行っています。平成22年度から自家培養皮膚移植による救命を始め、多数実施しています。腋臭症はシェーバー法で治療を行い、傷痕が目立たないような治療をしています。手の先天異常や外傷の治療では、マイクロサージャリーを駆使した質の高い治療を行っており、切断指再接着術を含めて良好な結果を得ています。

 

主要疾患の治療実績

【令和4年度】
疾患名 件数
外傷 56
先天異常 32
腫瘍 415
瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド 47
難治性潰瘍 57
炎症・変性疾患 35
美容(手術) 7
レーザー治療 22
その他 6

 

得意とする疾患・診断・治療

皮膚悪性腫瘍の診断と治療、頭頸部及び四肢の再建、乳房再建、先天性外表異常の治療、熱傷・皮膚潰瘍の治療

 

特殊医療機器

  • 皮膚良性血管病変治療用レーザー装置
  • 赤外観察カメラシステム
  • 熱傷ベッド