浜松医科大学医学部附属病院

施設案内

Facility Guide

2015年7月~12月

2015年12月18日(金)

研修医連絡会

研修医連絡会が開催されました。
焼津市立総合病院から研修に来られている研修医も参加されました。
今後も協力病院から短期で研修される研修医が次々と来られる予定です。
情報交換しながら、お互いの研修を充実させてください。

2015年12月11日(金)

本院プログラム研修医(現在たすきがけ病院研修中)の古川先生が、10月25日(日)、岐阜市で開催された日本内科学会第227回東海地方会で症例発表を行い、見事、優秀演題賞を受賞されました!
おめでとうございます♪受賞された古川先生に感想を伺いました!

古川先生

「この度は日本内科学会東海地方会の優秀演題賞に選出されたこと、本当に嬉しく思っております。初めての学会発表で右も左も分からない中、まだ働き出して数ヶ月の自分がこのような賞をいただけたのは偏に周りの環境に恵まれた為であると思っています。

私は学会発表の準備中に大学病院から市中病院へとたすきがけで異動となりましたが、その時になって初めて、論文へのアクセスのしやすさや蔵書の数、指導医の数や手厚い指導体制など、大学病院ならではの良さを実感することとなりました。

また大学病院での研修は希少疾患が多く、common diseaseの経験が少なくなってしまうことは事実であると思います。ですが、"たすきがけ"システムを使って市中病院で研修を積んだり、今回のように一つの疾患を背景知識まで含めてきちんと学ぶことで様々な経験が積めると私は考えています。

最後になりましたが臨床や研究でお忙しい中、抄録の書き方から口頭発表での作法までご指導いただきました、浜松医大消化器内科の杉本先生と大石先生には心より感謝申し上げます。本当に有難うございました。」



2015年12月1日(火)~11日(金)

歯科研修医の先生が、歯科診療を適切に行うために地域医療についての知識、態度及び技能を習得することを目標に地域医療研修を行いました。
地域医療研修は本院歯科プログラムの協力施設・浜松市保健所で約2週間の研修を行います。保健所では、地域歯科保健活動を習得できるよう様々なメニューを組み研修を行っています。そのうち2か所の研修先にお邪魔しました!

12月4日(金) 離乳食教室(南区・白脇協働センター)

事前説明


今日の研修は、5ヶ月位のお子様がいらっしゃる保護者の方を対象にした離乳食教室の見学です。

教室開催前に、管理栄養士さんから説明を受けます。
教室の目的や概要、スケジュールなど・・・丁寧に説明していただきました。



講義中


最初に、歯科衛生士さんから「赤ちゃんのお口の中のこと」の話があり、参加したお母さん達と一緒にお話を聞きました。

乳歯や離乳食のくだりでは「試験の時に勉強したな~」と国家試験のことを思いだしたりしたそうです。



美味しいですよ!


気軽に離乳食が始められるように、炊飯器を利用した離乳食づくりを勧めています。
これは、炊飯器でお米と一緒に人参を炊いたものです。
赤ちゃんには、この人参をすりつぶしてあげるそうです。
試食させていただきましたが、人参の甘みが凝縮されていてとても美味しかったです。



調理実習


今日は、
・じゃがいものポタージュ
・白身魚(たら)のすり流し汁
・しらあえ
・おかゆ
の4品を作ります。
発達段階に応じた、おかゆのつぶし方なども教えてくれます。



調理実習


お母さん方と一緒に離乳食づくりを経験させていただきました。


「今回、離乳食教室に参加させていただき、大学病院では経験できない貴重な機会を見せていただきました。
レトルトのベビーフードと手作りの離乳食の食べ比べを行いましたが、やはり手間をかけて手作りしたものは格段に美味しく、その違いに大変驚きました。食育を考えるとても良い機会になったと思います。」


12月8日(金) フッ化物塗布(北区・細江健康センター)

事前指導


1歳半から未就学児を対象にした、お口の健康診査・フッ化物塗布です。
今日の研修は、塗布前の歯科医による「お口の健康診査」です。

事前に指導歯科医の先生から指導を受けます。



健康診査1


お子さんのお口の中を診ます!

「子供への対応は子供それぞれで異なるため、慣れや経験が必要であると感じました。
保健事業として健診やフッ化物塗布があることは、浜松市内の子どもたちの歯の健康のためにとてもいいことだと思いました。」



健康診査2


「これまで歯科健診をあまり経験したことがなく、今回の研修はとてもよい経験になりました。
歯科口腔外科にいる時とは違う観点から口腔内を診察することができ、すごく楽しかったです。 もっと、子どもへの対応がうまくなりたいと思いました。」



2015年11月21日(土)

プライマリ・ケア実践講座が開講されました。

吉野教授


テーマ
胸部外傷への対応  呼吸器外科 清水 恵 先生
急性中毒の診療   救急部   吉野 篤人 先生

インパクトがあり、興味深い内容の講義に参加研修医は引き込まれている様子でした。


プライマリ・ケア実践講座に引き続き選択研修説明会が開催されました。

選択説明会


2年次の研修で自由選択する診療科の選択説明会を
11診療科に参加していただき、研修内容を説明していただきました。
今年のマッチングでマッチした学生さんも加わり、来年度の研修の参考にしていただきました。



2015年11月20日(金)

研修医連絡会がありました。今日は、MRSAの最近の話題、疼痛についての情報提供がありました。

修了証授与


今月末に臨床研修を修了する研修医の先生に、須田センター長からお祝いのメッセージとともに修了証が授与されました。
おめでとうございます!

修了しました!


出産・育児の為、約1年間研修を休止し、子育てをしながら研修を行ってきました。
12月からは本院医員として益々活躍されることと思います。頑張ってください!
研修、お疲れ様でした~。



2015年10月23日(金)

本院研修中の林先生が、第43回日本救急医学総会・学術集会に参加されました。

「東京国際フォーラムで開催の第43回日本救急医学会総会に参加させて頂きました。
学生・研修医セッションでは、頚髄硬膜外血腫を診断する~背部痛?CT所見を振り返ろう~という演題で、2014年に当院救急部で診断された硬膜外血腫3症例について発表しました。
救急部、整形外科の先生方にご指導頂いて製作したスライドはとても良くまとまった内容に仕上がりましたが、当日は極度の緊張で質問の受け答えも、頭が真っ白で何も思い浮かばないという有り様でした(笑)。
しかし、こういった大きな会場で発表できたことに加え、その経過は大変実りが多く、貴重な経験をさせていただいたと感謝しております。今後も学会発表に積極的な取り組みを続けていきたいと思います。」



2015年10月17日(土)

インターベンション講習会をシミュレーションセンターにて開催いたしました。

インターベンション


山梨大学FUJIYAMA-NETの主催にて
シミュレーション装置「VIST」を 実際に使用しながら講習が開かれました。
高度なシミュレーターに参加者の先生方も大変興味深く取り組んでいました。
休憩時間もとらずに、時間を忘れて夢中に手技をされていました。




修了証


講習後、受講生に修了証が手渡されました。
修了証を授与された講師の榊原先生も浜松医大初期研修医でした。
今ではりっぱな指導医です。

受講生は「大変有意義な講習でした。」とみなさん満足な様子でした。

2015年10月16日(金)

研修医連絡会がありました。
須田センター長にお越しいただきました。お忙しい中ありがとうございます!

研修医連絡会


糖尿病の勉強会の後、須田センター長が「何か意見があれば・・・」と意見を募ってくださいました。研修医の先生方からは病院設備やシステム等の改善・要望事項等々たくさんの意見が寄せられました。

一言挨拶


そして、今月からたすきがけ病院から浜松医大に戻ってきた5名の研修医と、焼津市立総合病院の研修医の先生が研修に来られているので、一言ご挨拶をしていただきました。
「大学病院の研修は専門性が高いな~と実感しています。」「環境が変わり、少し戸惑っています。」等の声が聞かれました。



2015年9月19日(土)

平成27年度病院災害訓練が行われました。
研修医も多数参加し、「大災害発生に際しCSCAに基づいた初動体制構築」を訓練目標に掲げ訓練が行われました。

災害訓練


医師、研修医、看護師、事務などが参加し、トリアージ、診察、記録、または搬送などの担当にそれぞれにつき、地震災害を想定しての訓練を行いました。



災害訓練



病院全体で行う大規模な訓練で、研修医の先生方も実践的な訓練にイメージがつかめた様子です。

朝から午後にまでかかる訓練でした。

暑い中、お疲れさまでした!

2015年9月17日(木)

研修医連絡会がありました。
今日は「血栓症」の勉強会を行いました。
事務連絡の後は、10月からたすきがけ病院に行かれる先生方に、半年間の浜松医大の感想、たすきがけ病院研修中の1年間の目標(こうなっていたい!)等お話をしていただきました。

研修医連絡会


同じたすき先を経験した先輩研修医からのユニークなアドバイス、同期研修医からの激励を受け、新たな環境に出発です!!

このメンバーでの連絡会は最終回なので、さみしくなりますが、たすき先でも元気に頑張って研修に取り組んできてください。1年後、楽しみにしています。



2015年9月12日(土)

歯科マッチング面接


歯科医師臨床研修マッチング面接が行われました。

遠方からお越しの方が多かったにも関わらず、ナント、受付開始前に全ての面接者が来られました。ありがとうございます。
歯科研修医のマッチング面接は小論文と面接です。皆さん、緊張した面持ちで挑まれました。

マッチング結果発表は10月27日(火)です。
4月に浜松医大の歯科研修医として再会できることを楽しみにしています!!
マッチング登録、宜しくお願いします。



2015年9月10日(木)


静岡県総合研修所で社会保険医療担当者集団指導【歯科】が実施され、本院研修中の歯科研修医4名が出席しました。

3時間にわたる保険診療の質的向上及び適正化を図るための指導をミッチリと受け、また一つ成長されたようです!大学の臨床研修をひと時離れ皆で仲良く静岡市へ・・・、小旅行気分でリフレッシュできたようです。


2015年9月5日(土)

プライマリケア実践講座


プライマリケア実践講座がありました。今日は、

  1. 胸腹部単純X線、CT、MRIの見方
  2. 腹部エコーの取り方と見方
  3. 急性腹症の診方
  4. 研修医に必要な眼科知識


の講義が行われました。

出席された研修医の先生からは、「症例に合わせて実践的な診断の仕方が理解できた。」「救外でもよく見かける症例の話が聞けて良かった。」と好評でした。

今日は4コマの講義で長丁場となり、出席された先生方は少々お疲れのようでした。
ご聴講、ありがとうございました。


ご指導をされる先生方の講義は内容もさることながら、時事ネタあり、ユーモアあり、緩急のある講義内容がとても魅力的で、いつもお話に引き込まれてしまいます。歴代の研修医の先生が「大学病院はカンファが多くプレゼン力がつく・・・」とおっしゃる意味が分かる気がしました。(事務スタッフの感想でした。)



2015年8月29日(土)


オークラアクトシティホテル浜松で開催された、第5回浜松市医師会臨床研修フォーラムに、本院研修中の研修医8名が参加しました。

講演会


フォーラムでは、15時30分から諏訪中央病院 内科総合診療部 院長補佐の山中克郎先生の講演

「君はグッとくる医者になれるか!」
■鑑別診断を絞り込む「攻める問診」のやり方と胸部+腹部診察実演
■最初の1分間で患者の心をつかむ

があり、その後、18時から懇親会が行われました。


参加された北原先生に感想をうかがいました。

懇親会


「山中先生を招いての研修医を中心に参加型の講義でした。
救急領域だけにとどまらず、患者さんとの接し方のコツ、信頼できる診療の仕方を学ぶことができ、モチベーションを再び上げるきっかけとなりました。
浜松市は県内でも研修病院は多く、それぞれの病院で研修している仲間と交流を持つ機会が得られたことは非常にメリットになりました。加えて、浜松市内で活躍されている先生方と直接お話しさせていただき、自分の医師としての将来像を考える上で参考になりました。
医師という職業は、患者さんがいて、仲間がいて、初めて成り立つ職業であると考えます。人との交流を大切に、多くの人を幸せにできるような、そんな医療ができたらと思う、良き場でした。」



2015年8月28日(金)

研修医連絡会


研修医連絡会がありました。

今日は、高尿酸血症・痛風領域についての勉強会を行いました。
その後、馬場特任講師から明日の医師会フォーラム、9月の病院災害訓練等々についての伝達事項がありました。

13時から臨時のマッチング面接を控えていたので、今日の連絡会は少しだけ早く終わりました。

お疲れ様でした!



2015年8月25日(火)

説明会


平成27年度静岡県医師臨床研修(初期・後期)病院合同説明会in浜松に参加しました。

10時30分から県医学就学研修資金を利用する医学生を対象に「ふじのくにバーチャルメディカルカレッジ夏季セミナー」、13時から県内27臨床研修病院が参加する説明会が開催されました。

説明会では、須田センター長、杉本副センター長、馬場特任講師が、本院ブースに来られた学生さんにプログラム説明を行いました。
今日来られた学生さんは5年生の方が多く、将来の希望診療科が決まっている方もいて、新専門医制度を踏まえた研修病院も検討しているようで、熱の入った質問をされていました。



2015年8月21日(金)

マッチング面接


来年度研修医の第2回マッチング面接がありました。

これから面接を行う面接官の先生方に、須田センター長が説明をされている貴重な一コマです。

学生の皆さん、数ある臨床研修病院から本院の面接にお越しくださり、ありがとうございます。4月に浜松医大の研修医として一人でも多くの方とお会いできることを楽しみにしています。



納涼会?


そして、今晩は研修医の先生方の納涼会のようです・・・。
いつも事務連絡を研修医室入口に掲示するのですが、今日はこんな掲示が・・・(^_^.)
楽しんできてください。



2015年8月17日(月)~18日(火)

森先生


本院研修中(精神科ローテート中)の4名の研修医の先生が、「発達障害児のための合宿による海洋活動体験と発達支援開発プログラム事業」の日間賀島合宿に参加し、自閉症 診断マーカーに関する探索研究のサンプル採取をする研修を行いました。

8月17日(月)~18日(火)に参加された森先生に感想を伺いました。

「日間賀島では毎年夏休みの時期に発達障害の子どもたちが様々なプログラムに参加する合宿を行っています。精神科を回っている研修医は1泊程度で採血や身体測定、診察の手伝いをさせてもらいます。
参加している子どたちは4泊5日の合宿中に課題をこなしたり、日間賀島の自然と触れ合ったりして過ごしていました。研修医の私たちも自由時間がかなりあるので島内を散策したり、美味しいものを食べたりと楽しみながら児童精神に触れることができ、とても有意義な時間を過ごせました。」



2015年8月7日(金)

マッチング面接


来年度研修医の第1回マッチング面接が行われました。

須田センター長が、面接者に説明をされている場面です。


学生の皆さん、暑い中お越しいただき、ありがとうございました。一人でも多くの方が、浜松医大を研修先として選んでいただけることを願っています。
今年のマッチング結果発表は、10月22日(木)です!!

まだ研修先を悩まれている学生の皆さんに、浜松医大の研修について少し紹介したいと思います。
今年3月に研修修了をした研修医の方々に浜松医大プログラムについてのアンケートをとりました。結果、浜松医大の研修内容に対する満足度は95%という数字が出ました。具体的には、

・1年市中病院で、大学病院とは異なる症例をみることができました。
・市中病院ではなかなかみられない腫瘍の検体・標本がみれました。希望診療科以外の研修でも病理志望ということで腫瘍などを中心に熱心に教えてくださいました。
・指導体制がしっかりしていました。
・希望を通してもらいました。
・論文検索を求められたり、学術的な学びもできたから。
・先生たちが手厚く対応してくれました。
・多くの科を効率的に回れました。
・過度の負担とならない研修でした。
・アカデミックなことが学べました。

というコメントがありました。
そして、指導医に対する満足度はナント100%でした。

・熱心な先生が多く、勉強になりました。
・積極的に指導していただけました。
・たすき先病院ではコンサルトし辛い上級医が数名いましたが、大学ではそのようなことなく、丁寧に指導していただけました。
・根拠をもった考え方など教えていただきました。
・救急での指導で、指導医の先生と一緒に救急車対応することで、自己流にならず、対応の仕方や検査、報告のしかたなど勉強になりました。

大学病院では、診療・研究・教育が行われているので、市中病院とは一味違う研修ができます。また、コース選択で、たすきがけ病院(市中病院)でも研修を行うことが可能ですので、市中病院・大学病院の2つの特色を2年間で経験することができます。
そして、身近に経験豊富な指導医がたくさん・・・、しかも指導医は熱心で、丁寧!という感想をいただいています。
日々の業務に悩むことが多い研修医時代、気軽に相談ができる多くの指導医の先生がいることは、とても心強いことだと思いますので・・・・、マッチング登録ヨロシクお願いします♪



2015年7月24日(金)

研修医連絡会


研修医連絡会がありました。
今日は「水電解水液」についての勉強会を行いました。



交流会


15時からは女性医師支援センター主催の「学生・研修医・女性医師 交流会」が行われ、卒後教育センターからは、馬場特任講師、研修医の森先生が参加されました。

交流会では、馬場特任講師が、これからの働き方を考える女性医師や学生さんにアドバイスをされていました。



2015年7月18日(土)

青島先生


本院研修中の5名の研修医の先生が、浜松アクトタワーで開催した「循環器診療を得意分野に!"基礎からわかる"ハンズオンセミナー 第3回心電図を極める!」に参加されました。

参加された青島先生に感想を伺いました。

「今回、浜松医科大学の循環器内科が主催する循環器ハンズオンセミナーに参加してきました。心電図クイズや実際にエコー・カテーテルを触れられるなどとても楽しく学べました。
セミナー後も親睦会でいろいろな病院の循環器の先生や研修医の方と話せてとても楽しかったです。」



2015年7月17日(金)

輸液セミナー


Live on Nutrition Seminar
実践!救急絵使える輸液・電解質のABC
「素早く動けるショック・脱水輸液のABC」のweb講演会が開催されました。

参加された花岡先生に感想を伺いました。

「救急における輸液の仕方に関する講習を、テレビでもご活躍の福井大学の林先生に講義していただいた。救急における輸液の仕方を簡潔な内容でまとめられていたので、2年目の私としては知っている内容が大部分であったが復習という意味では非常に役立つ内容だった。
脱水の程度などをエコーのIVC(下大静脈)径で評価するのは有名だが、今回の講義では明確にどのように評価すれば良いのかを示していただいたので、今後の診療に積極的に役立てていきたいと思う。」