浜松医科大学医学部附属病院

施設案内

Facility Guide

無痛分娩について

ようこそ!当院は,2005年より安全な無痛分娩を目指して,産科・麻酔科・助産師・新生児科・救急部で協力してきました。
ここでは浜松医科大学の無痛分娩についてお示しします。

1. 2019年3月現在,当院で勤務している産科医療に携わる医師数は以下の通りです

2019年3月時点常勤医師数非常勤医師数
産婦人科医師数 14 0
麻酔科医師数 33 0
新生児科医師数 6 0

2. 当院で行われた分娩の件数は以下の通りです

2016年1月-12月2017年1月-12月2018年1月-6月
分娩件数 875 787 386
(再掲)非無痛経腟分娩件数 575 482 250
(再掲)無痛分娩件数 74 69 26
(再掲)帝王切開分娩件数 226 236 110

3. 当院では以下に示す方針に従って無痛分娩を行っています

  1. 無痛分娩の対象となる妊産婦さん
    • 無痛分娩を希望する妊産婦さん
    • 合併症のため,無痛分娩をしたほうが良いと主治医が判断し,無痛分娩に同意された妊産婦さん
    注) 希望する方でも合併症をお持ちの方でも,麻酔科医師があらかじめ診察を行い,その結果によっては無痛分娩を受けていただけない場合があります
  2. 無痛分娩の対象となる分娩
    • 当院の無痛分娩は,すべて計画分娩で行っています
    注) 計画外で分娩が始まった場合は無痛分娩をお受けいただけません
  3. 無痛分娩の鎮痛法
  4. 無痛分娩についての患者さんへの説明文書
    • 当院の無痛分娩について説明したパンフレットを産婦人科外来で希望する方にお渡ししています
    • 後期母親学級でスライドを用いて無痛分娩の説明を行っています
    • 麻酔科外来で無痛分娩の説明を行った上で,希望する妊産婦さんからは同意書を頂いています
      →無痛分娩の説明・同意書
  5. 無痛分娩のマニュアル整備
  6. 無痛分娩の看護マニュアル整備

4. 当院では無痛分娩を安全に行うために,以下の設備や体制を整えています

  1. 麻酔器
    分娩フロア内に1台常備,定期点検を行っています
  2. AED
    分娩フロア内に1台常備,定期点検を行っています
  3. 母体用生体モニター
    心電図,非観血的自動血圧計,パルスオキシメータを分娩フロアに常備しています
  4. 蘇生用設備・機器
    酸素配管は分娩室すべてに整備・酸素流量計整備・バッグバルブマスク,マスク,喉頭鏡,ビデオ喉頭鏡,内径6.5mm気管チューブ,スタイレット,経口エアウェイ,吸引カテーテルはすべて整備(院内統一救急カートまたは無痛分娩カート内)
  5. 緊急対応用薬剤(以下の薬剤はすべて無痛分娩時に分娩フロア内に整備しています)
    アドレナリン・硫酸アトロピン・エフェドリン・フェニレフリン・ドパミン・硫酸マグネシウム・静注用脂肪乳剤・乳酸リンゲル液・生理食塩水
    注)静注用キシロカイン,ジアゼパム,プロポフォール,ロクロニウム,スガマデクスは手術室に常備しており,緊急時には麻酔科責任者と密接に連絡を取りこれら薬剤を迅速に産科病棟に搬送します
  6. 急変が生じた場合の対応
    無痛分娩中の妊産婦さんに急変が生じた場合,院内のスタッフが協力して治療に当たります
    • 母体の救急蘇生
      救急蘇生が必要な事態を発見した者は,産科医,無痛分娩担当麻酔科医(麻酔科責任者),分娩フロアのリーダー看護師を緊急呼び出しし,同時に院内緊急コールで全医療スタッフを呼び出すことを取り決めています
    • 新生児の救急蘇生
      生まれた赤ちゃんの初期ケアは助産師と産科医が行いますが、救急蘇生が必要な場合には,隣接するNICU(新生児集中治療室)から新生児科医が応援に駆け付けます
      新生児蘇生法講習会(NCPR)は,26名の助産師全員が受講しており,3年ごとに更新しています
  7. 危機対応シミュレーション
    2018年より,無痛分娩中の妊産婦さんに急変が生じた場合に,迅速に正確に対応できることを目的として医療スタッフによるシミュレーショントレーニング(緊急事態を想定したシナリオに基づいて,シミュレーター:血圧や心拍数の変化が実際の人間のように変化する人形に実際に診療行為を行うトレーニング)を月1回行っています
    • 参加者は,助産師4名,麻酔科医2-4名,産科医1-2名,臨床工学技士1名です
    • 2018年度のテーマは「全脊髄くも膜下麻酔」でした。2019年度は「局所麻酔薬中毒」をテーマとしてトレーニングを行っていきます
    • 直近の施行年月日は,2019年3月19日です

5. 無痛分娩管理者

秋永 智永子(あきなが ちえこ)常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医,指導医
無痛分娩実施歴
2001年7月-2002年10月 埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センター産科麻酔部門
2005年1月-2018年11月 浜松医科大学医学部附属病院
講習会受講歴
「安全な産科麻酔の実施と安全管理に関する最新の知識の習得及び技術の向上のための講習会」2019年1月6日 東京にて受講
「産科麻酔に関連した病態への対応のための講習会」2019年1月6日 東京にて受講
「救急蘇生コース:JCIMELSベーシックコース」2019年1月6日 東京にて受講
「救急蘇生コース:JCIMELSインストラクターコース」2019年3月3日大阪にて受講

6. 無痛分娩麻酔担当医

谷口 美づき(たにぐち みづき) 常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医,指導医
無痛分娩実施歴
2005年1月より

成瀬 智(なるせ さとし) 常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医,指導医
無痛分娩実施歴
2014年2月より

川島 信吾(かわしま しんご) 常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医,指導医
無痛分娩実施歴
2014年2月より

木村哲郎(きむら てつろう) 常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医,指導医
無痛分娩実施歴
2014年2月より

植田 広(うえだ ひろし) 常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医,指導医
無痛分娩実施歴
2014年3月より

朝羽 瞳(あさば ひとみ) 常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医
無痛分娩実施歴
2014年6月より

鈴木 興太(すずき こうた) 常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医
無痛分娩実施歴
2014年11月より

八木原 正浩(やぎはら まさひろ) 常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医,指導医
無痛分娩実施歴
2016年2月より

佐藤 恒久(さとう つねひさ) 常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医,指導医
無痛分娩実施歴
2016年7月より

御室 総一郎(みむろ そういちろう) 常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医,指導医
無痛分娩実施歴
2017年5月より

大橋 雅彦(おおはし まさひこ) 常勤医

所有資格
無痛分娩実施歴
2017年5月より

牧野 洋(まきの ひろし) 常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医,指導医
無痛分娩実施歴
2017年6月より

鈴木 祐二(すずき ゆうじ) 常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医,指導医
無痛分娩実施歴
2017年7月より

今井 亮(いまい りょう) 常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医
無痛分娩実施歴
2017年7月より

小林 充(こばやし あつし) 常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医
無痛分娩実施歴
2017年10月より

加藤 弘美(かとう ひろみ)  常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医,指導医
無痛分娩実施歴
2018年5月より

青木 善孝(あおき よしたか)  常勤医

所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医,指導医
無痛分娩実施歴
2019年2月より

注)当院は教育病院であり,麻酔科医の育成という重要な責務を負っております。そのため,麻酔科研修医が麻酔科専門医と一緒に無痛分娩を担当することがあります。

7.無痛分娩にかかわる助産師・看護師について

  • 助産師・看護師のNCPR資格保有者数
    26名全員が保有しており,3年ごとに更新しています
  • 助産師・看護師の救急蘇生コースの受講歴は以下の通りです
    JCIMELS 4名(2017年12月)
    ALSO 2名(2018年3月)

8.日本産婦人科医会偶発事例報告・妊産婦死亡報告事業への参画状況

当院は,世界中のすべての妊産婦さんが安全にお産ができるように,万が一にも妊産婦さんの診療において偶発症が発生するか、死亡例を経験した場合には,以下事業に参画して報告を行っています。

  • 日本産婦人科医会偶発事例報告への参画:あり
  • 妊産婦死亡報告事業への参画の有無:あり

9.問い合わせ先

E-mail:hamai-mutsubunben@hama-med.ac.jp