浜松医科大学医学部附属病院

施設案内

Facility Guide

概要

主な特徴・特色について

産科部門

産科部門

令和元年度におけます母子産科病棟での分娩数は734件であり、合併症などハイリスク妊娠は約140例であります。

早産の予防治療、妊娠高血圧症の治療、深部静脈血栓症肺塞栓症の予防対策治療、出血性ショック治療、羊水塞栓症の診断などの産科救命救急を専門とし、全国周産期施設に対し指導的役割を担っています(詳細は当大学産婦人科ホームページをご覧ください)。

センター長 伊東宏晃

新生児部門

新生児部門

新生児部門はNICU(新生児特定集中治療病床)9床、GCU(growing care unit、新生児治療回復室)12床の合計21床で運営しており、年間の入院数は約300件です。低出生体重児(出生体重2500g未満)や早産児(在胎37週未満)の診療を中心に、呼吸障害、感染症、先天異常や多胎など、緊急性の高い新生児期のさまざまな疾患に24時間365日対応しています。また、疾患を重複して持ち、複数の専門診療科にまたがって横断的に診療方針を決定する必要のある新生児や先天奇形症候群の児の全身管理、治療方針の決定も、各専門診療科の医師と連携して行っています。 NICUでは呼吸管理や輸液管理など集中治療を必要とする赤ちゃんの診療を行い、GCUではNICUでの集中治療を終えたけれども、退院まではまだ時間が必要な赤ちゃんや黄疸に対する光線療法などの診療を行っています。

私たちは、新生児診療部門は救命救急の現場であると同時に育児の場であると考えており、できる限りご両親と赤ちゃんのための時間と空間をつくるように心がけ、カンガルー・ケア、タッチ・ケアなど親子のコミュニケーションを図る試みを積極的に導入しています。また、産科正常新生児室の赤ちゃんに対しては、小児科医による診察と血中酸素飽和度測定による呼吸・循環スクリーニング、聴覚スクリーニング検査を行っております。

副センター長 飯嶋重雄

施設認定

  • 日本周産期・新生児医学会 新生児専門医 基幹研修施設
  • 日本周産期・新生児医学会 母体・胎児専門医 基幹研修施設
  • 静岡県地域周産期母子医療センター