浜松医科大学医学部附属病院

施設案内

Facility Guide

血液浄化療法部

どんな治療をしている?

血液透析 治療件数3263件/2023年度

血液透析

体外循環で血液をダイアライザーに通し、人工膜を介して余分な水分や老廃物を取り除き、必要な物質を補充します。

腹膜透析 外来54件/2023年度

腹膜透析

腹腔内に透析液を貯留すると腹膜を介して余分な水分や老廃物が透析液側に除去されます。十分に移行した時点で透析液を取り出し、新たな透析液を貯留することを繰り返します。

その他の血液浄化療法

血漿交換 件数45件/2023年度:血漿交換+血漿吸着

活動性の膠原病や神経・筋疾患、肝不全、血液疾患など血漿中に存在する病因関連物質や悪化させている物質を除去し病態を改善させる治療です。除去分の血漿やアルブミンの補充など行ないます。

血漿吸着

病態を悪化させている抗体の除去やLDLの吸着などにより、病態改善を図ります。

血球成分除去療法 件数56件/2023年度

潰瘍性大腸炎やクローン病の治療として、白血球中の顆粒球や単球を選択的に除去し、症状の改善を図ります。

末梢血幹細胞採取 件数14年+CAR-T11件/2023年度

骨髄から末梢血にでてきた造血幹細胞(CD34陽性細胞)を、血液成分分離装置を用いて採取するもので、主に悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、一部の白血病患者さんに行なわれます。
最近では、CAR-T細胞療法でのT細胞採取も実施しています。

こんな介護を大切にしています

透析室はこんな感じ

患者さんに安全な治療を提供出来るように、医師・臨床工学技士・看護師が連携して治療の管理をしています。職種間で容易に情報共有が行なえて、明るい雰囲気の治療室です。
また、看護体制にPNSを取り入れているので、透析看護が初めてでもペアで関わることで心配ごとを解消しながら取り組むことができます。

透析室はこんな感じ

腎代替療法