浜松医科大学医学部附属病院

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専門・認定看護師紹介

現在、15分野19人の専門・認定看護師が活動しています。

専門・認定看護師

専門看護師・認定看護師が、看護スタッフに対して指導や教育的機能を果たし、看護の質を向上するための活動を行い、お互いの知識・能力を学び高めあうため、全員があつまり検討します。

慢性疾患看護専門看護師

慢性疾患看護専門看護師の役割は、慢性疾患を管理し、生活との折り合いをつけながら、病気とともに生活するための自分なりの方法を見つけられるように支援することです。
 静岡県は慢性透析患者が多く、全国10位を推移しています。そのため、透析導入の原疾患である糖尿病腎症患者さんに早期から関わり、透析導入を先延ばしできるように支援しています。また、心不全患者は2030年には130万人に達すると言われており、心不全患者さんに関わる看護師を支援したり、これからの治療・ケアに関する話し合い(アドバンス・ケア・プランニング)を少しずつ進めています。

感染管理認定看護師

感染管理認定看護師は患者さんや面会者、病院に関わる全ての職員、学生など病院に出入りする全ての人を感染から守るために、医師・薬剤師・臨床検査技師のチームで組織横断的に活動しております。
感染対策は現場での実践があって初めてできることです。なかでも患者さんにとって一番身近な存在である看護師の役割は、感染対策においても重要です。感染対策で最も基本的なことは「手指衛生(手洗い、アルコール消毒)」です。患者さんが安心して療養生活を送ることができるよう、きれいな手と心で看護を提供できるよう支援しています。

皮膚・排泄ケア認定看護師

皮膚・排泄ケア認定看護師の主な看護実践はスキンケアです。スキンケアは看護の基礎でもあります。褥瘡・ストーマをはじめとする、すべてのスキンケアの向上をめざし、院内でのスキンケアが統一できるようにすることが私たちの使命です。褥瘡ケアでは、多職種チームによる褥瘡回診で医師たちと協働して処置やケアの検討を行い、各部署のスタッフとともによりよい褥瘡ケアを提供しています。ストーマケアでは、病棟看護師と実践、評価を繰り返し、よりよいストーマケアを実践しています。また、ストーマ外来で患者さんが日常生活を支障なく送れるように支援しています。


がん化学療法看護認定看護師

手術・放射線・抗がん薬(がん免疫療法含む)治療は、がんに罹患した患者様の集学的治療として大きな役割を持ちます。その中で抗がん薬(がん免疫療法を含む)治療を行う患者さんが治療に向き合うことができるように支援します。多くの患者さんが日常生活を自宅で送りながら外来通院で抗がん薬治療を行っています。そのため、患者さんが治療と生活の折り合いをつけられるような工夫を医師や薬剤師、その他のスタッフとともに考えていきます。
 また、抗がん薬治療に携わる医療スタッフの相談に対応し連携して入院患者さんも支援します。


透析看護認定看護師

慢性腎臓病保存期の患者さんの療養生活を支援したり、腎不全期の腎代替療法(血液透析・腹膜透析)を安全で安楽に受けられるように援助しています。透析治療を開始すると、生活リズムが大きく変わります。また、治療を一生継続していかなくてはならないという思いから、治療の受け入れがうまくいかない方もいらっしゃいます。透析治療を生活に取り入れその人らしく過ごしていくために、患者さん自身がその方法を見いだせるように病棟看護師や多職種スタッフと連携してサポートしていきます。



脳卒中リハビリテーション看護認定看護師

脳卒中患者さんとその家族の多くは生活の再構築を迫られます。そのため、ポジショニングやストレッチなどのリハビリテーションを始め、起き上がり、座位、立位などの日常生活に欠かせない基本動作を獲得し寝たきりにならない身体作りを大切にします。そして、安全な食事条件で1日3回食事をしっかり摂ることや、早期からトイレに行くことなどを通し生活リズムを確立していきます。また、脳卒中再発予防のための生活習慣の改善への手助けをしています。




慢性呼吸器疾患看護認定看護師

COPD、間質性肺炎、喘息などの慢性の呼吸器疾患を抱えている患者さんがその人らしい生活が送れるように支援します。包括的呼吸リハビリテーションを実施したり、在宅酸素療法など在宅での環境調整を行います。急性の呼吸不全患者さんでは、人工呼吸管理や人工呼吸器離脱支援を急性・重症看護専門看護師やコメディカルスタッフとともに行っています。
 また、非がん患者さんが最期までその人らしく生きることについても病棟看護 師とともに考え、取り組んでいます。


 2020年度より当院2人目の慢性呼吸器疾患看護認定看護師として活動しています。慢性呼吸器疾患を持つ患者さんは、疾患の進行や増悪により新たに在宅酸素療法や人工呼吸器管理が必要となることが多いです。そのため、患者さんご自身の希望や退院後の生活を考えながら、機器の選択や自己管理に向けた支援を病棟看護師とともに行っています。また、院内の呼吸サポートチーム(RST)の一員として、一般病棟で人工呼吸器管理を行う患者さんの管理やケアに関する相談対応に応じられるよう、チーム活動にも取り組んでいます。



手術看護認定看護師

手術看護の対象は、術式・病気ではありません。対象は、恐怖、不安、期待など気持ちが揺れ動きながら手術に望む患者・家族です。そして、ひとり一人に、手術を受ける意味、決断した思いがあり、入院患者の約半分が手術を受けています。術後の早期回復、QOLの確保をめざして、術前指導、術中ケア、心理ケアなどを充実させていきたいと考えています。



乳がん看護認定看護師

現在乳がんは女性が一番かかりやすいがんになっています。乳がん患者さん一人一人がその人らしさを保ち、安心して療養生活を送ることができるように支援していきたいと考えています。乳がん告知後の心理的なサポート、治療を選択するためのサポート、治療に伴う副作用やボディイメージの変化への対応、リンパ浮腫予防に向けた支援などに取り組んでいます。

救急看護認定看護師

救急医療の対象となる患者さんは、疾病に限らず、外傷や災害などさまざまな状況で突発的または急激に発生します。救急医療の最大の目的は、「命を救う」ことです。その目的を果たすために、救急看護には、患者さんの身体に起きている病態を理解し、必要な治療を予測し、迅速な処置につなげることが求められます。またそのような危機状況にある患者さんやご家族に対する精神的サポートも必要です。救急看護認定看護師として、医師をはじめとする多職種と連携し、救急医療チームの一員として、専門性をもった看護実践に取り組みたいと考えています。

認知症看護認定看護師

認知症は脳の病気であり、病気の進行とともに自分の思いや、苦痛を相手に伝えることが困難になります。さらに、認知症という病気は今まで出来ていたことが難しくなり、生活が困難となり入院という環境にも適応することが難しくなりその結果、治療をスムーズに行えなくなることがあります。その方の思いをくみ取り、環境の変化によるストレスを最小限に抑え、治療後はなじみの生活環境に戻ることができるように外来・病棟看護師と一緒に考え、援助していきたいと考えています。


摂食嚥下看護認定看護師

摂食嚥下障害をケアするということは、単純に栄養補給のための食事を支援するだけではありません。「食べる」という行為がその人にとっての「生きがい」に繋がっていることを理解し、「食べる意味」を考えながらケアしていくことが大切です。特に看護師は食事援助を行うことも多く、患者さんの「食べる喜び」を支える中で重要な役割を担っています。
 リハビリ科や栄養部とも連携をしながら、看護師全員が基礎的な摂食嚥下ケアの知識・技術を持つことで、患者さんの「食べる喜び」を支える大きな力になることを目標に活動しています。

リエゾン精神看護専門看護師

リエゾンとは「つなぐ。連携」を意味しています。精神疾患だけでなく、身体疾患とその治療が契機となった不安や不眠、精神的な苦痛などにも対応し、こころとからだのバランスを保つお手伝いをしていきます。精神看護の知識や技術を用いて、患者さんやご家族と直接お話ししたり、関係する医療者と連携したりしながらケアを提供していきます。患者さんやご家族が安心して療養できるように一緒に考え、援助していきたいと考えています。


緩和ケア認定看護師 NEW

緩和ケアとは、がんにより起こる痛みや吐き気などの不快な身体症状や気持ちのつらさ、生活のつらさなどの様々なつらさに対して予防的に関わり、和らげるためのケアです。患者さんとご家族が自分らしい生活を送れるように、様々なつらさを和らげるお手伝いをしていきます。つらさへのケアに加えて、患者さんが病気を理解して自分自身で治療方針を選べるよう、がんと共に生活していく過程を納得しながら進められるように支援していきたいと考えています。医師・薬剤師・心理士・ソーシャルワーカーなどの職種の枠を超えたチームと協力して患者さんやご家族のサポートを行っていきます。

新生児集中ケア認定看護師 NEW

新生児の生理的な安全と成長発達のための個人的なケアの実践や親子関係形成の支援に取り組んでいます。新生児は言葉でのコミュニケーションはとれませんが、行動や表情でサインを送ってくれています。そのサインを見逃すことなく読み取り、新生児の力が最大限に発揮できる環境を提供できるよう努めていきます。そして、医師をはじめとする多職種と連携し、新生児とその家族を中心としたチーム医療の実践を目指していきます。

認知症看護認定看護師 NEW

認知症とは、脳の後天的障害により、記憶力や判断力が低下し、日常生活に支障をきたすようになった状態です。できていたことが、脳の障害により徐々にできなくなるのですが、全てができなくなるのではありません。認知症看護では、できなくなってしまったことに目を目を向けるのではなく、できていることは何か、その人の残された機能を維持できるよう環境を整え、入院中の治療が受けられるよう支援してきます。