浜松医科大学医学部附属病院

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診断・検査・治療について

精神疾患は、ご本人やご家族などの周囲の方とお会いした様子や、問診を行って得た情報によって、現在の症状とこれまでの経過を把握して診断します。心理検査や脳画像検査などを診断や治療効果の参考にすることはありますが、あくまでもこうした検査は補助的に用いて参考にします。

治療は、一般には、治療薬の効果をみることから始めます。治療薬には、統合失調症の治療薬、うつ病や躁うつ病の治療薬、不安症の治療薬など、様々なものがあります。こういった治療薬は1950年代に発見されました。その後、副作用が少なく、治療効果の高い薬の開発が進められ、現在に至っています。心理療法(精神療法)にも多様なものがあります。浜松医大精神神経科では森田療法を心理療法の基本においています。

初めて受診される方は次の点にご留意ください。

(1)精神科の初診は完全予約制となっております。受診される際には、「かかりつけ医」などからの紹介状と受診予約が必要です(緊急時を除き、紹介状・予約のない方は受診ができません)。かかりつけ医などの他の診療機関等に受診し、かかりつけ医等から当院に診療予約をとっていただきます。患者さんは、かかりつけ医等から「受診日のお知らせ、紹介状、検査データ」等を受け取り、本院の予約日に来院していただくことになります。

(2)最初から専門外来を受診することはできません。まず、初診医の診察を受けてください。その上で、担当の先生とご相談ください。

(3)電話やメールでの診察は行っておりません。当科にかかっていない方については、病状や治療内容の問い合わせには応じられません。受診の上、ご相談ください。

主な対象疾患と事例

1.統合失調症
2.感情障害(うつ病、躁うつ病)
3.パニック症
4.強迫症
5.社交不安症(対人恐怖症)
6.摂食障害
7.認知症
8.発達障害(自閉スペクトラム症、ADHD)
9.適応障害

施設認定

  • 日本精神神経学会精神科専門医研修施設