浜松医科大学医学部附属病院

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患者さんをささえる活動

病院の特徴

浜松医科大学附属病院の4階西病棟に位置します。小児共同病棟としては全43床で、小児科病床数としては28床あります。11部屋の個室のうち2部屋は無菌室としての設備が完備されており、白血病や悪性腫瘍の子どもたちへの治療だけでなく、造血幹細胞移植時にも使用されています。空気清浄機を設置したプレイルームは免疫能力の低下した子どもでも遊べ、絵本や単行本、ビデオも揃っているため、明るく親しみやすく子どもたち の憩いの場になっています。そしてボランティア学生、看護師、若く元気な医師が中心となっての各種イベント(ひな祭り・七夕会・ハロウィン・クリスマス会など)も定期的に行われています。

入院している子どもたちの疾患は、白血病・悪性リンパ腫等の悪性腫瘍疾患が約5分の1を占めますが、糖尿病・甲状腺疾患等の内分泌・代謝性疾患、心臓疾患、腎臓疾患、神経疾患、免疫・膠原病・アレルギーなどの疾患に対してもそれぞれの専門医が中心となり積極的に診療を行っております。もちろん、気管支炎、肺炎、胃腸炎など の急性感染症の入院治療も行っていますが、最近は神経性食欲不振症・不登校等の小児の精神的疾患や心身症の入院治療も目立つようになってきました。小児外科疾患も小児外科と協力して適切に手術・術後管理も行っています。

私たちの小児科病棟の特徴は小児科内の各分野の専門家が揃っていて診療にあたっていることと、浜松市内で唯一の院内学級(小学校・中学校)が併設されている点です。長期入院患児にとっては勉学の遅れを心配しなくてよいだけでなく、医療者のいない子どもたちだけ(および学校の先生と)の空間や世界を持つことにより、入院中に驚くような成長が認められるようになりました。

すまいるハートの会

2009年7月より子どものがんで治療中、治療後のご家族を支援する会を開催しております。
現在治療中の患者さんやご家族の方が病院または教育の場でより良い医療と教育を受けられるようにと心より願っています。少人数での話し合いを中心にお悩みやご不安な点を聞かせていただけたらと思っています。
今までの「すまいるハートの会」での話し合いをご紹介します。

  • 退院後の不安
  • 成長に伴っての悩み
  • 学校の対応と教師との係わり
  • 容姿に関しての悩み
  • 夫婦間や家族との意思の相違について
  • 学校での友達関係の悩み
  • 医療者の対応への疑問
  • 緩和医療への理解について
  • 心のケアのできる相談者の必要性

など
各月、第一日曜日、午前10時より、浜松医科大学附属病院内、院内学級「たんぽぽ学級」にて行います。(一部開催のない月があります。)
都合により変更がある事がありますので、詳細のお問い合わせまたご意見ご希望がありましたらお問い合わせ下さい。
連絡先 代表世話人 加藤真弓