浜松医科大学医学部附属病院

施設案内

Facility Guide

CAR-T細胞療法

CAR-T細胞療法とは

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出典:ノバルティスファーマ株式会社キムリアホームページ

CAR-T細胞療法は、免疫の力を応用して治療するがんの免疫療法の1つで、患者から採取したリンパ球にがん細胞を認識しやすくする遺伝子を人工的に組み込むとともに、攻撃力を強化し、体内に戻すことでがん細胞を攻撃させる治療です。

当院は県内で唯一のCAR-T細胞療法提供可能施設です。

CAR-T細胞療法の種類

当院で実施可能なCAR-T細胞療法と適応疾患は以下となります。

※詳細な内容は各製剤のHPへ

キムリア(キムリア点滴静注治療の情報サイト|ノバルティス ファーマ)

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)
B細胞性急性リンパ芽球性白血病(B-ALL)※25歳以下
濾胞性リンパ腫(FL)

アベクマ(アベクマ点滴静注 | BMS HEALTHCARE

多発性骨髄腫

イエスカルタ(イエスカルタ|ギリアド・サイエンシズ)

大細胞型B細胞リンパ腫

患者さんへ

 CAR-T細胞療法での治療をご希望の患者さんは、医師による適応の判断が必要となりますので、まずは主治医へご相談ください。

主治医の先生方へ

 治療を検討される主治医の先生方におかれましては、まず下記連絡先へご連絡ください。治療に関連する相談や質問でも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。

例:患者が適応になるかわからない。
  治療を検討したいが受け入れてもらえるか相談したい。
  具体的な治療内容や入院期間を知りたい。

連絡先

浜松医科大学医学部附属病院 輸血・細胞治療部 部長 小野 孝明

mail:ondo●hama-med.ac.jp (●を@に変えて送信してください)