浜松医科大学医学部附属病院

施設案内

Facility Guide

平成29年度研修医

池田隆展

私は大学のたすきがけのプログラムで初期研修を修了いたしました。浜松医科大学出身であり、浜松医科大学医局への入局も視野に入れて研修先を決定しました。また私自身の志望科はマイナー科が多く、大学病院での自由選択の多さにも魅力を感じていました。

1年目は磐田市立総合病院で研修を行いました。内科、外科、救急科、小児科をローテートし、市中病院ならではのcommonな疾患や救急診療の基本を学ぶことができました。

2年目には大学での研修を行いました。放射線科か麻酔科で悩んでいたこともあり、上半期では放射線科、麻酔科を複数ヶ月ローテートし、進路を決定にあたって実際の業務を経験した上で自分の進路を検討・決定することができました。専門科を放射線科に決定した後は、さらに下半期に放射線科をローテートすることができ、3年目の4月からの業務もスムーズに行うことができました。

市中病院ではマイナー科を何ヶ月もローテートすることは実際には難しいことが多く、大学プログラムの自由選択が多いことはとても魅力だと思います。

また、大学での専門的な疾患だけではなく、市中病院のたすきがけによって基本的なcommon diseaseや救急対応も学ぶことができ、放射線科として業務する今でも自分の経験が生きていることを実感します。

3年目以降に関しても、研修中にお世話になった先生方や、たくさんの研修医時代の同期とも相談がしやすく、大学内での人脈形成ができていることも、とてもありがたい毎日です

私のように、マイナー科志望の先生には強くお勧めいたします。メジャー科志望の先生であっても、今後大学の医局への入局や、静岡県での勤務を考えている場合には、3年目の専攻医にスムーズに移行できるため、お勧めできるプログラムであると思います