Facility Guide
形成外科研修の主な業務は、病棟管理、外来見学、手術などです。
全身麻酔下の手術は週1回、外来手術は不定期ですがほぼ毎日あり、研修医は積極的に手技を経験させて頂けます。また、耳鼻科との合同になるような再建手術、乳腺外科との合同による乳房再建なども行います。
形成外科を志望する方はもちろん、耳鼻科、乳腺外科志望の方、創傷治療、外科的手技を学びたい研修医の方々にローテートをおすすめします。
朝一番の仕事は担当患者さんの回診です。
患者さんの全身状態と創部の状態(感染徴候がないかなど)をまず確認し、 必要があればその場で処置したり、上級医の先生にコンサルトし指示を仰ぎます。
朝の回診を終えたらカルテを書き、必要な薬の処方、点滴、
オーダーなどを行います。
カンファレンスでは担当患者さんのプレゼンテーションを行います。
治療経過での問題点や今後の方針などについて全員で話し合います。
また、受け持ち以外の患者さんの情報共有も行います。
毎週木曜日は教授回診です。
深水教授はとても丁寧に説明・指導してくださり、大変勉強になります。
週に1回、直近で病理依頼した症例のスライドを元に病理勉強会を行います。
自分が依頼した症例も自分の眼でも確認でき、また上級医の先生方がスライドを見ながら 説明をして下さるので、大変勉強になります。
翌日の手術症例の手術方法の説明を行います。
カンファの準備として専門書を検索、最新の治療についての論文を調べ、 最終的にはオペレーターの先生と手術方法を確認します。
カンファレンスでは他の先生方からコメントやアドバイスを頂き、術式の修正を行います。
全身麻酔下の手術は週1回、局所麻酔下の手術はほぼ毎日実施しています。
ほぼ全例で助手として手術に入らせて頂き、真皮縫合、表皮縫合などを行い、時には 執刀させて頂くこともあります。
手技に関しては先生方が熱心に指導してくださり、他科では経験できないほどの 症例数をこなすことができました。
手術が無事終了し、張り詰めていた緊張から解放されると、身も心も休まります。