Adoption Information
耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の疾患は小児から高齢者まで幅広い年齢層が対象で、外科的治療のみならず内科的治療も必要とし、幅広い知識と医療技能の習得が求められています。浜松医科大学医学部耳鼻咽喉科専門研修プログラムでは、耳鼻咽喉科・頭頸部外科医師としての人格の涵養につとめ、医療の進歩に応じた耳、鼻・副鼻腔、口腔咽喉頭、頭頸部の疾患に対する知識・医療技能を持つ耳鼻咽喉科専門医を養成し、医療の質の向上と良質で安全な標準的医療を国民に貢献することを目的としています。また、診療技能のみならず、学会発表や論文作成を通じ、科学者としての能力を習得することも目標としています。
専門研修基幹施設:浜松医科大学医学部附属病院(年間手術600件)
プログラム統括責任者
三澤 清 (診療科長) 頭頸部癌、SAS
指導管理責任者
三澤 清 (診療科長) 頭頸部癌、SAS
指導医
瀧澤 義徳 (准教授) 口腔・咽頭 頭頸部外科
今井 篤志 (講師、医局長) 頭頸部外科
中西 啓 (講師)耳科
望月 大極 (助教)頭頸部外科
森田 浩太朗(助教)頭頸部外科
喜夛 淳哉 (助教)耳科
加納 康太郎(診療助教)鼻科
三澤 由幾 めまい平衡科
杉山 夏樹 (診療助教)SAS
専門医
佐原 聡甫 (診療助教)耳科
石田 航太郎 頭頸部外科
竹内 一隆 頭頸部外科
<Aグループ>:地域の中核病院 スタッフ3名以上、 年間手術件数約200件以上
沼津市立病院(Aグループ:年間手術300件、症例全般が豊富)
指導管理責任者:佐々木 豊
指導医 :佐々木 豊
静岡済生会総合病院(Aグループ:年間手術300件、症例全般が豊富、耳手術多数、高圧酸素療法等可能)
指導管理責任者:竹林 悟
指導医 :武林 悟、遠藤 志織
聖隷浜松病院(Aグループ:年間手術700件、多彩で豊富な症例、病院全体に充実)
指導管理責任者:岡村 純
指導医 :岡村 純、伴 明宏、森 泰樹
浜松医療センター(Aグループ:年間手術300件、耳・鼻・甲状腺手術多数)
指導管理責任者:荒井 真木
指導医 :荒井 真木、水田 邦博、加藤 照幸、山口 裕貴
聖隷三方原病院(Aグループ:年間手術200件、症例全般が豊富)
指導管理責任者:野田 和洋
指導医 :野田 和洋
<Bグループ> :地域医療を担う病院 指導医1名以上、スタッフ1名以上、年間手術件数150件以上
富士宮市立病院(Bグループ:年間手術約200件、地域救急基幹病院)
指導管理責任者:足守 直樹
指導医 :足守 直樹
焼津市立病院(Bグループ:年間手術約200件、地域救急基幹病院)
指導管理責任者:石川 竜司
指導医 :石川 竜司
藤枝市立総合病院(Bグループ:年間手術約200件、地域救急基幹病院)
指導管理責任者:森田 祥
指導医 :森田 祥
磐田市立総合病院(Bグループ:年間手術約200件、地域救急基幹病院)
指導管理責任者:新村 大地
指導医 :泉 智沙子、新村 大地
遠州病院(Bグループ:年間手術約100件、地域救急基幹病院)
指導管理責任者:濱田 登
指導医 :濵田 登
静岡厚生病院(Bグループ:年間手術約00件)
指導管理責任者:大輪 達仁
指導医 :大輪 達仁
<Cグループ> :特殊専門機能をもつ病院 指導医1名以上、スタッフ1名以上、年間手術件数150件以上、
特殊専門性が高い病院
静岡赤十字病院(Cグループ:年間手術約400件、地域救急基幹病院)
指導管理責任者:川﨑 泰士
指導医 :川﨑 泰士、平賀 良彦
静岡県立静岡がんセンター(Cグループ:年間手術約700件、静岡県がん治療の拠点病院)
指導管理責任者:向川 卓志
指導医 :向川 卓志
静岡県立こども病院(Cグループ:年間手術約100件、静岡県のこども専門病院)
指導管理責任者:橋本 亜矢子
指導医 :橋本 亜矢子、影山 桃子
自治医科大学医学部附属病院 (音声改善手術など幅広い疾患を扱う)
指導管理責任者:伊藤 真人
指導医 :伊藤 真人、金澤 丈治 他
名古屋大学医学部附属病院 (高度な診療で幅広い疾患を扱う)
指導管理責任者:曾根 三千彦
指導医 :曾根 三千彦 他
藤田医科大学医学部付属病院 (高度な診療で幅広い疾患を扱う)
指導管理責任者:楯谷 一郎
指導医 :楯谷 一郎 他
昭和医科大学病院(高度な診療で幅広い疾患を扱う))
指導管理責任者:嶋根 俊和
指導医 :嶋根 俊和 他
中東遠総合医療センター(年間手術約300件、地域救急基幹病院)
管理責任者:増田 守
清水厚生病院(地域基幹病院)
管理責任者:平岡 美由紀(耳鼻咽喉科専門医)
総合青山病院(地域基幹病院)
管理責任者:種田 泉(耳鼻咽喉科専門医)
令和8年4月1日~令和12年3月31日
研修を行う専門研修連携施設および研修時期・期間は、専攻医ごとに適宜変更があります。
1)4年以上の専門研修
2)研修到達目標、経験症例数の達成
3)プログラム統括責任者が専門研修プログラム管理委員会の評価に基づき、研修終了の認定をおこなってい ること
応募資格:
・ 日本国の医師免許証を有する
・ 臨床研修修了登録証を有する(第98回以降の医師国家試験合格者のみ必要。令和8年3月31日までに
臨床研修を修了する見込みの者を含む)。
・ 一般社団法人日本耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会(以下、日耳鼻)の正会員である(令和8年4月1日付で入会 予定の者を含む)。
応募期間:令和7年10月1日~令和8年3月15日 (予定)
選考方法:書類審査および面接により選考する。 面接の日時・場所は別途通知します。
応募書類:願書、希望調査票、履歴書、医師免許証の写し、臨床研修修了証の写し。
〒431-3192 静岡県浜松市中央区半田山1-20-1
浜松医科大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 今井 篤志
電話:053-435-2252 Fax:053-435-2253
E-mail: orlhns●hama-med.ac.jp
(●を@に変換して送信してください)
URL:https://www.hama-med.ac.jp/hos/departments/otorhinolaryngology/index.html
浜松医科大学医学部附属病院耳鼻咽喉科専門研修プログラムでは、専門研修基幹施設である浜松医科大学病院と、地域の中核医療を担う病院群(Aグループ:沼津市立病院、静岡済生会総合病院、聖隷浜松病院、浜松医療センター、聖隷三方原病院)、地域医療を担う病院群(Bグループ:富士宮市立病院、焼津市立総合病院、藤枝市立総合病院、磐田市立総合病院、遠州病院、静岡厚生病院)、および特殊機能を有する病院群(Cグループ:静岡赤十字病院、県立静岡がんセンター、自治医科大学附属病院、名古屋大学附属病院)等、18の研修連携施設と、関連施設3施設(中東遠総合医療センター、清水厚生病院、総合青山病院)において、それぞれの特徴を活かした耳鼻咽喉科研修を行い、日耳鼻が定めた研修到達目標や症例経験基準に掲げられた疾患や手術を経験します。
4年間の研修期間の内、1年目、2年目は浜松医科大学病院、Aグループの病院群のいずれかにおいてそれぞれ1年ずつ、耳鼻咽喉科の基本的知識、診療技術を習得します。3年目は、Aグループ、Bグループ、あるいは希望によりCグループの病院群、いずれかにおいて研修を行います。Aグループの病院群は、Common diseaseの症例数が豊富で手術件数が多く、救急疾患も多く扱う病院群ですので、Aグループの研修で手術手技や救急疾患の対応などを習熟します。Bグループの病院は地域医療を担っている病院で、これまでに習得した知識、技術を生かして地域に密着した医療に貢献します。Cグループの病院は専門性の高い病院群でそれぞれの特性を生かした知識、技術を習得します。静岡赤十字病院では、多数の症例を経験でき、かつ先端医療の実情を経験できます。静岡県立静岡がんセンターでは、頭頸部がん診療を専門とする指導医の指導を受けられるなど、高度な研修が可能です。自治医大病院では音声や嚥下機能に関する診断や治療について研修ができます。4年目は3年目で選択したグループの病院群で、引き続き研修を行うか、異なるグループの病院群で研修を行うか、どちらかを選びます。また、社会人大学院へ進学し診療・研修を行いながら基礎研究や臨床研究を行う事も可能です。
浜松医科大学病院での研修を選んだ場合は、専門領域に特化した研修が可能です。浜松医科大学病院では特に頭頸部腫瘍、耳科、鼻科手術の件数は全国でもトップクラスです。また、各地のがん専門病院とも連携があり、浜松医科大学病院では、週1回の症例検討カンファレンス、専攻医向けレクチャーや学術論文抄読会を開催しており、病態や治療概念などを学び、日々の研修に活かすことができます。
また、4年間の研修中、日本耳鼻咽喉科認定学会(日耳鼻総会・学術講演会、関連する学会、ブロック講習会、地方部会学術講演会、国際学会)において学会発表を少なくとも3回以上行います。また、筆頭著者として学術雑誌に1編以上の論文執筆・公表を行います。そのために積極的に科学的根拠となる情報を収集・分析し日々の診療に活かすよう、日頃から科学的思考、生涯学習の姿勢を身につけます。
また、研究参画の機会も設けます。科学的思考法を体得することは、医師としての幅を広げるために重要です。専攻医が文献などを資料として耳鼻咽喉科の臨床現場から基礎医学研究や臨床研究の題材を見出し研究方法を作製し、結果を正確にまとめ、倫理的かつ統計学的な正当性を持って考察し、これらを発表し論文として報告するといった能力を養います。大学院での研究も可能です。
プログラムに定められた研修の評価は施設ごとに指導管理責任者(専門研修連携施設)、指導医、および専攻医が行い、プログラム責任者が最終評価を行います。4年間の研修終了時にはすべての領域の研修到達目標を達成します。研修の評価や経験症例は日耳鼻が定めた方法でオンライン登録します。
<Advancedコース>
1年目(令和8年度)、2年目(令和9年度):浜松医科大学医学部附属病院、Aグループ(沼津市立病院、静岡済生会総合病院、聖隷浜松病院、浜松医療センター、聖隷三方原病院)の地域の中核医療を担う病院のいずれかで研修を行う。
3年目(令和10年度):Aグループ、Bグループ、あるいは希望によりCグループの病院群、いずれかにおいて研修を行う。
4年目(令和11年度): 浜松医科大学医学部附属病院にて研修を行いながら、社会人大学院へ入学し、基礎研究や臨床研究を行う。
<Basicコース>
1年目(令和8年度)、2年目(令和9年度):浜松医科大学医学部附属病院、Aグループ(沼津市立病院、静岡済生会総合病院、聖隷浜松病院、浜松医療センター、聖隷三方原病院)の地域の中核医療を担う病院のいずれかにて研修を行う。
3年目(令和10年度):Aグループ、Bグループ、あるいは希望によりCグループの病院群、いずれかにおいて研修を行う。
4年目(令和11年度):3年目で選択したグループの病院群で、引き続き研修を行うか、異なるグループの病院群で研修を行うか、どちらかを選びます。
兼業は週1~2回関連病院外来診療など。病棟業務、研究は指導医のもと行う。
令和8年4月1日~令和12年3月31日
研修を行う専門研修連携施設および研修時期・期間は、 専攻医ごとに適宜変更があります。
応募資格:
・ 日本国の医師免許証を有する
・ 臨床研修修了登録証を有する(第98回以降の医師国家試験合格者のみ必要。令和8年3月31日までに
臨床研修を修了する見込みの者を含む)。
・ 一般社団法人日本耳鼻咽喉科学会(以下、日耳鼻)の正会員である(令和8年4月1日付で入会予定の
者を含む)。
応募期間:令和7年10月1日~令和8年3月15日 (予定)
選考方法:書類審査および面接により選考する。 面接の日時・場所は別途通知します。
応募書類:願書、希望調査票、履歴書、医師免許証の写し、臨床研修修了証の写し。
〒431-3192 静岡県浜松市中央区半田山1-20-1
浜松医科大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 医局長:今井 篤志 教授:三澤 清
電話:053-435-2252 Fax:053-435-2253
E-mail:今井 篤 imaimimi●hama-med.ac.jp 三澤 清 kiyoshim●hama-med.ac.jp
(●を@に変換して送信してください)
URL:https://www.hama-med.ac.jp/hos/departments/otorhinolaryngology/index.html
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