Adoption Information
浜松医科大学外科専門研修プログラムでは、静岡県内の約9割の基幹病院に加えて、北海道、愛知県、神奈川県、千葉県内にも専門研修連携施設があり毎年多くの専攻医が充実した研修を行っています。本プログラムでは外科専門医取得はもちろんのこと、その先のサブスペシャルティ(消化器外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、乳腺外科、内分泌外科)の修練を含む10年後、20年後の将来を見据えた研修が可能となります。また専攻医の希望やライフプラン(大学院での研究、ライフワークバランス、勤務地など)を尊重した様々な研修コースを構築しております。楽しい毎日の中で外科医として成長していけるようできる限りサポートいたしますので、地域で活躍する外科医や世界へ羽ばたく外科医を目指して、ぜひ一緒に学びましょう。
【専門知識】
外科診療に必要な基礎的知識・病態を習熟し、臨床応用できる。
【専門技能】
外科診療に必要な検査・処置・麻酔手技に習熟し、それらの臨床応用ができる。
一定レベルの手術を適切に実施できる能力を習得し、その臨床応用ができる。
【学問的姿勢】
外科学の進歩に合わせた生涯学習の基本を習得し実行できる。
【倫理性、社会性など】
外科診療を行う上で、医師としての倫理や医療安全に基づいたプロフェッショナルとして適切な態度と習慣
を身に付ける。
浜松医科大学附属病院と連携施設(34施設)により専門研修施設群を構成します。3年間の専門研修期間中、基幹施設または連携施設で最低6カ月以上の研修を行います。本専門研修施設群では十分な指導ができるスタッフ(専門研修指導医数 126名)が専攻医を指導します。
浜松医科大学外科研修プログラムには、外科専門医取得コースとサブスペシャルティ志望者コース、大学院コースがあります。
サブスペシャルティ志望者コースは、サブスペシャルティ領域(消化器外科,心臓血管外科,呼吸器外科,小児外科,乳腺,内分泌外科)を将来専攻する意志決定が明らかな専攻医に対して、外科専門研修と連動した研修を行い、外科専門医申請に必要な症例数等の基本領域の研修が充足した場合、サブスペシャルティ領域の専門研修の施設認定を受けている基幹・連携施設で、サブスペシャルティの研修を重点的に行うことができます。
大学院コースでは大学院に進学し、臨床研究または学術研究・基礎研究を開始します。入学時期も自由に選ぶことが出来ます。また社会人大学院生の制度を利用して1年次、2年次から連携施設で研修しながら大学院の講義を受講することもできます。
専門研修基幹施設
名称 |
都道府県 |
1:消化器外科, |
1. 統括責任者名 |
浜松医科大学病院 |
静岡県 |
1.2.3.4.5.6. |
1. 竹内裕也 |
専門研修連携施設
No. |
連携施設担当者名 |
|||
1 |
磐田市立総合病院 |
静岡県 |
1.3.4.5.6. |
坂口孝宣 |
2 |
刈谷豊田総合病院 |
愛知県 |
1.2.3.4.5. |
中村裕子 |
3 |
菊川市立総合病院 |
静岡県 |
1.2.5.6. |
内山 隆 |
4 |
警友会けいゆう病院 |
神奈川県 |
1.2.3.5.6. |
嶋田昌彦 |
5 |
公立森町病院 |
静岡県 |
1.6. |
松澤明希 |
6 |
国立がん研究センター東病院 |
千葉県 |
1.3. |
小西 大 |
7 |
国立病院機構函館病院 |
北海道 |
1.2.3.5. |
鈴置真人 |
8 |
JA静岡厚生連遠州病院 |
静岡県 |
1.2.3.5. |
浅羽雄太郎 |
9 |
JA静岡厚生連静岡厚生病院 |
静岡県 |
1.5.6. |
西村廣大 |
10 |
静岡県立こども病院 |
静岡県 |
2.4. |
福本弘二 |
11 |
静岡県立静岡がんセンター |
静岡県 |
1.3.5. |
寺島雅典 |
12 |
静岡県立総合病院 |
静岡県 |
1.2.3.5. |
金本秀行 |
13 |
静岡済生会総合病院 |
静岡県 |
1.2.3.5.6. |
土屋智敬 |
14 |
静岡市立清水病院 |
静岡県 |
1.2.5.6. |
小路 毅 |
15 |
静岡赤十字病院 |
静岡県 |
1.2.3.4.5.6. |
大倉一宏 |
16 |
市立御前崎総合病院 |
静岡県 |
1.5.6. |
大石康介 |
17 |
島田市立総合医療センター |
静岡県 |
1.3.4.5.6. |
上村和康 |
18 |
新城市民病院 |
愛知県 |
1. |
金子 猛 |
19 |
すずかけセントラル病院 |
静岡県 |
1.2.3.5 |
鈴木友己 |
20 |
聖隷沼津病院 |
静岡県 |
1.3.5. |
丸尾祐司 |
21 |
聖隷浜松病院 |
静岡県 |
1.2.3.4.5.6. |
鈴木一史 |
22 |
聖隷富士病院 |
静岡県 |
1. |
小里俊幸 |
23 |
中東遠総合医療センター |
静岡県 |
1.5.6. |
宮地正彦 |
24 |
豊橋医療センター |
愛知県 |
1.5.6. |
武町征一 |
25 |
沼津市立病院 |
静岡県 |
2. |
深田 睦 |
26 |
浜松医療センター |
静岡県 |
1.2.3.5.6. |
落合秀人 |
27 |
浜松北病院 |
静岡県 |
1. |
松田純一 |
28 |
浜松赤十字病院 |
静岡県 |
1.2. |
伊藤 亮 |
29 |
浜松労災病院 |
静岡県 |
1. |
隅田 仁 |
30 |
藤枝市立総合病院 |
静岡県 |
1.2.3.4.5.6. |
神谷欣志 |
31 |
富士宮市立病院 |
静岡県 |
1.3.5. |
佐野勇介 |
32 |
松田病院 |
静岡県 |
1. |
松田 聡 |
33 |
焼津市立総合病院 |
静岡県 |
1.2.3.4.5.6. |
高林直記 |
34 |
有隣厚生会富士病院 |
静岡県 |
1.2. |
寺田 仁 |
【 外科専門医取得コース 】
下記は、あくまで「例」です。必須事項は、基幹施設である浜松医科大学医学部附属病院外科(サブスペ
シャルティは問わない)において6ヶ月以上研修することのみで、連携施設群内のどの病院に、何年目で、
どのくらいの期間在籍するかは、全て相談の上決定します。
(研修例1)
・専門研修1、2年目
連携施設群のうちいずれかに所属し、6領域の研修をバランスよく行います。現在臨床研修を行っ
ている施設が本プログラム連携施設の場合には、外科専門研修を同施設で行うことも可能です。
・専門研修3年目
最初の半年間は引き続き連携施設で外科専門研修を行い、後半の6か月間は基幹施設である浜
松医科大学附属病院で研修を行います。基幹施設での研修は6か月以上であり、もっと長期に取る
ことも可能です。
(研修例2)
専門研修1・2年目は連携施設、専門研修3年目は基幹施設での研修です。連携施設、基幹施設の
ローテイションの順番を入れ替えることも可能です。
単施設のみの手技でなく、多施設の手技を学ぶことができ、外科医として幅広い手術手技を短期間で
身に付けるメリットがあります。
・専門研修1年目
連携施設群のうちいずれかに所属し研修を行います。
一般外科/麻酔/救急/病理/消化器/心・血管/呼吸器/小児/乳腺・内分泌
経験症例200例以上 (術者30例以上)
・専門研修2年目
連携施設群のうちいずれかに所属し研修を行います。
一般外科/麻酔/救急/病理/消化器/心・血管/呼吸器/小児/乳腺・内分泌
経験症例350例以上/2年 (術者120例以上/2年)
・専門研修3年目
原則として浜松医科大学病院で研修を行います。
不足症例に関して各領域をローテートします。
【 サブスペシャルティ志望者コース 】
新専門医制度では、外科専門研修3年間のうち2年間をサブスペシャルティ専門研修に連動することが可能
です。したがって、最短の場合、外科のサブスペシャルティ領域専門医は、卒後6年経過時点で申請可能に
なります。本コースでは、3年間で外科専門医申請に必要な経験を充足すること、サブスペシャルティ専門
医申請に必要な症例数をできるだけ多く経験することを目標としており、できるだけ早くサブスペシャルテ
ィ専門医を取得したい先生に向いています。
外科専門研修3年間に経験した、志望するサブスペシャルティ領域の手術は、各領域で認定された研修施
設における経験に限り、サブスペシャルティ専門医申請にカウントすることが可能です。したがって本コー
スでは、志望領域で認定された施設で、できるだけ長く研修していただきます。
必須事項は、基幹施設である浜松医科大学医学部附属病院外科(サブスペシャルティは問わない)におい
て6ヶ月以上研修することのみで、連携施設群内のどの病院に、何年目で、どのくらいの期間在籍するか
は、全て相談の上決定します。浜松医科大学医学部附属病院外科は、現在連動型の研修が可能な全てのサブ
スペシャルティの認定施設です。
・専門研修1年目
少なくとも半年間、連携施設群のうちいずれか、または浜松医科大学附属病院において、志望するサブスペ
シャリティ領域以外の症例を中心に研修を行うことを推奨しています。残りの期間をサブスペシャルティ領
域研修に有効に使用するためです。
一般外科/麻酔/救急/病理/消化器/心・血管/呼吸器/小児/乳腺・内分泌
経験症例200例以上 (術者30例以上)
・専門研修2・3年目
連携施設群(サブスペシャルティ専門研修施設)のうちいずれか、または浜松医科大学附属病院に所属し研
修を行います。外科専門習得に必要な症例数ならびに基本領域の研修が充足した場合、志望するサブスペシ
ャリティ領域の症例を中心に研修を行うことができます。
一般外科/麻酔/救急/病理/消化器/心・血管/呼吸器/小児/乳腺・内分泌
経験症例350例以上/2年 (術者120例以上/2年)
下記は、あくまで「例」です。
(研修例1)
連携施設(サブスペシャルティ専門研修施設)で専門研修を開始した場合
1年次に外科専門医申請に必要な症例数を満たし次第、同一施設内でサブスペシャルティ専門研修を
開始することが可能です。
1年次 2年次 3年次
連携施設(サブスペシャルティ専門研修施設) 外科研修充足後、サブスペシャルティ専門研修開始 |
浜松医科大 |
(研修例2)
連携施設で専門研修を開始した場合
1年次に外科専門医申請に必要な症例数を満たした場合、サブスペシャルティ専門研修を開始します。
1年次 2年次 3年次
連携施設 |
浜松医科大学附属病院 |
連携施設 |
(研修例3)
基幹施設で専門研修を開始した場合
1年次に外科専門医申請に必要な症例数を満たしながら、同時進行でサブスペシャルティ専門研修を実施
することが可能です。
1年次 2年次 3年次
浜松医科大学附属病院 外科・サブスぺ研修 |
連携施設 |
【 大学院コース 】
大学院に進学し,臨床研究または学術研究・基礎研究を開始します。ただし,研究専任となる基礎研究は
6か月以内とします。(外科専門研修プログラム整備基準5.11)
下記は、あくまで「例」です。
(研修例1)
2年次まで連携施設で外科専門医研修を行い、3年次から浜松医科大学大学院に入学します。大学院で研究
専任となる期間は基本的に後半の6か月以内です。
(研修例2)
社会人大学院生の制度を利用して1年次、2年次から連携施設で研修しながら大学院の講義を受講すること
ができます。3年間のうち6か月以上は基幹施設である浜松医科大学で研修を行います。
患者の日常的診療から浮かび上がるクリニカルクエスチョンを日々の学習により解決し、今日のエビデンスでは解決し得ない問題は臨床研究に自ら参加、もしくは企画する事で解決しようとする姿勢を身につけます。学会には積極的に参加し、基礎的あるいは臨床的研究成果を発表します。さらにえられた成果は論文として発表し、公に広めるとともに批評を受ける姿勢を身につけます。
・日本外科学会定期学術集会に1回以上参加
・指定の学術集会や学術出版物に、筆頭者として症例報告や臨床研究の結果を発表
採用予定数:18人
採用スケジュール(昨年度実績に基づく予定)
(一次募集)
・令和6年10月-11月 一次募集応募期間
・令和6年11月-12月 面接など
・令和6年12月中旬 専攻医への採用通知
(二次募集)
・令和6年12月―令和7年1月 二次募集応募期間
・令和7年1月-2月 面接など
・令和7年2月中旬 専攻医への採用通知
選考方法:面接
※採用予定数、採用に関する日程等については、変更が生じる可能性があります。
プログラム統括責任者:
外科学第二講座 教授 竹内裕也(上部消化管外科)
プログラム統括副責任者:
外科学第一講座 特任教授 船井和仁(呼吸器外科)
小児外科 特任教授 澤井利夫(小児外科)
周術期等生活機能支援学講座 特任准教授 平松良浩(上部消化管外科)
外科学第一講座 病院准教授 鷲山直己(心臓血管外科)
外科学第二講座 病院准教授 倉地清隆(下部消化管外科)
外科学第一講座 講師 佐藤正範(一般・内視鏡外科)
外科学第二講座 講師 犬塚和徳(血管外科)
外科学第一講座 助教 小泉 圭 (乳腺外科)
外科学第二講座 特任講師 森田剛文(肝胆膵外科)
プログラム担当者:
外科学第一講座 特任教授 船井和仁 kfunai●hama-med.ac.jp (●を@に変換して送信してください)
周術期等生活機能支援学講座 特任准教授 平松良浩 hiramatu●hama-med.ac.jp (●を@に変換して送
信してください)
卒後教育センター
TEL: 053-435-2490
FAX: 053-435-2866
Mail:senmon●hama-med.ac.jp (●を@に変換して送信してください)