光学医療診療部・内視鏡センターの主な週間検査スケジュール

（令和2年11月更新）

診療科ごとに検査の可能な曜日が決まっています

当施設の特徴

1. オリンパス社製最新内視鏡システムを全検査室に配備し、拡大内視鏡や特殊光観察（NBI : narrow band imaging）を可能とし、炭酸ガス送気での苦痛の少ない検査も可能としています。
2. 超音波内視鏡下穿刺吸引法（EUS-FNA : endoscopic ultrasound-guided fine needle aspiration）および超音波気管支鏡下穿刺吸引生検法（EBUS-TBNA : endobronchial ultrasound transbronchial aspiration）による最新の内視鏡的な組織診断を可能としています。
3. 全国でも数少ない光線力学的治療（PDT : photo dynamic therapy）の設備を有し、放射線治療後、内視鏡的切除後の遺残・再発例に対して良好な成績を得ています。
4. 近年急速に進歩した小腸内視鏡として、カプセル内視鏡及びダブルバルーン内視鏡を導入しており、小腸疾患の精査及び内視鏡治療を積極的に行っています。
5. 内視鏡治療に関しては、最先端のデバイスを用いて、安全性、根治性の両立を追求しています。
6. 内視鏡検査室は、検査を受ける方が少しでも楽に、安全に検査が受けられるように設計され、内視鏡器具の洗浄、保管に関しても最先端の機器を設置しています。
7. 新たな大腸検査として、大腸カプセル内視鏡検査が実施可能となっています。

施行できる検査

• 上部消化管内視鏡（胃カメラ）(EGD: esophagogastroduodenoscopy)
• 下部消化管内視鏡（大腸カメラ）(CS: colonoscopy)
• 経鼻内視鏡　（TN-EGD: transnasal esophagogastroduodenoscopy）
• 気管支鏡　（bronchoscopy）
• 逆行性膵胆管造影（ERCP: endoscopic retrograde cholangiopancreatography）
• 超音波内視鏡　（EUS: endoscopic ultrasonography）　
• ダブルバルーン内視鏡　(DBE: double balloon enteroscopy)　
• 小腸カプセル内視鏡 　(CE: capsule endoscopy)
• 大腸カプセル内視鏡 (CE: colon capsule endoscopy)
• 胆道内視鏡　（cholangioscopy)

施行できる治療

• 早期消化器癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術（ESD: endoscopic submucosal dissection）
• 消化管ポリープに対する内視鏡的粘膜切除術・内視鏡的ポリペクトミー　(EMR: endoscopic mucosal resection, EP: endoscopic polypectomy)
• アルゴンプラズマ凝固療法（APC: argon plasma coagulation）
• 超音波内視鏡下穿刺吸引法（EUS-FNA: endoscopic ultrasound-guided fine needle aspiration）
• 超音波気管支鏡下穿刺吸引法（EBUS-TBNA: endobronchial ultrasound transbronchial aspiration）
• 消化管出血に対する止血術
• 消化管狭窄に対するステント挿入術、バルーン拡張術
• 胆道狭窄に対するステント挿入術
• 内視鏡的胃瘻造設術（PEG: percutaneous endoscopic gastrostomy）
• 総胆管結石に対する内視鏡的除去術
  ・乳頭切開術（EST: endoscopic sphincterotomy）
  ・乳頭バルーン拡張術（EPBD: endoscopic papillary balloon dilatation）
• 食道静脈瘤に対する内視鏡治療
  ・硬化療法（EIS: endoscopic injection sclerotherapy）
  ・結紮術（EVL: endoscopic variceal ligation）
• 悪性腫瘍に対する光線力学的治療（PDT: photo dynamic therapy）