浜松医科大学医学部附属病院

採用・募集

Adoption Information

麻酔科蘇生科

2023年8月1日更新

プログラムの概要

 大学病院を含めた関連病院をローテートし「周術期患者管理のエキスパート」を養成します。集中治療における患者管理、疼痛の管理、無痛分娩管理、緩和医療を研修するために「手術麻酔研修」に加えて「集中治療部研修」,「ペインクリニック研修」が組み込まれています。
 大学院に入学を希望するものは、研究を行いながら、大学病院で臨床研修を行います。いずれのコースでも希望すれば、研修中に外国での短期研修(1ヶ月)を行うことができます。


基本進路について

基本進路についての図


コース1 (専門医コース)

卒後3年目 麻酔科蘇生科プログラム専攻医として手術麻酔管理を中心に主に大学病院で1年間研修します。
卒後4~6年目 関連麻酔科認定病院(学会指定研修病院)で主に研修します。
大学病院に一時戻る研修時期もあります。
卒後7年目 麻酔専門医認定試験を受験します。
ペインクリニック専門医試験を受験できます。
希望者は,集中治療専門医を目指します。

コース2 (大学院コース)

 臨床だけでなく,臨床研究・基礎研究に興味があり,比較的短期間で医学博士号(課程博士)を取得したいかたに向いているコースです。

卒後3~6年目 大学院生として研究を行う。時間の許す限り,臨床の手伝いもしながら,臨床の知識・技術とも維持・獲得しながら研究活動を行う。
大学院を修了し学位を取得します。
卒後7年目 関連病院または大学病院で研修します。
麻酔専門医認定試験を受験します。
ペインクリニック認定試験を受験できます。
希望者は,集中治療専門医を目指します。

長期履修型大学院制度(5-6年で終了;大学院に在籍して関連病院での研修もできる)あり。

1),2)コース共通
 「集中治療部研修」,「ペインクリニック研修」各々6ヶ月。
 卒後4年目に麻酔科標榜医および認定医が取得できます。

海外での短期研修

  • 各コースの期間中に1ヶ月の海外研修を体験し将来の海外留学の一助とできます。
  • 仏国ツールーズ大学パルパン病院,ラングィーユ病院 春(4月), 秋(9月) 英国グラスゴー大学
  • フランス留学経験のある医局員からフランス語を学び、パリ市内数カ所の大学病院での研修も随時可能です。

※海外での学会発表を経験米国麻酔学会,欧州麻酔学会, アジア・オーストラレーシアン麻酔科学会議などで発表出来るように指導医が完全サポートをします。

※コース2は個人の希望に応じて弾力的に運用。例:卒後5年目からでも大学院可能。

 

身分・待遇

大学病院 身分は医員です。入局3ヶ月以降は,関連病院でアルバイトが可能です。
卒後4年目以降は、関連病院以外でもアルバイトが可能となります。
大学院 医員に準じて関連病院などのアルバイトで収入を確保しています。
関連病院出向中 各病院の処遇に従います。

 

卒後7年以降の進路について

 東海地方は全国的にも麻酔科医が最も少ない地区です。関連病院からは、常勤、非常勤にかかわらず麻酔科医派遣を常に要請されています。関連病院や部長・医長の派遣を依頼されている病院のほとんどが公立病院,あるいは準公的病院です。

 

関連病院(部長・医長を出している病院)2023/4/1現在:殆どから増員の要求あります。

静岡県 浜松医療センター,聖隷三方原病院,遠州病院,浜松労災病院,
浜松赤十字病院,磐田市立総合病院,中東遠総合医療センター,
静岡県立総合病院,静岡市立清水病院,清水厚生病院,菊川市立総合病院,
島田市立総合医療センター,焼津市立総合病院,すずかけセントラル病院

 

部長・医長の派遣を依頼されている病院 2023/4/1 現在

静岡県

藤枝市立総合病院、沼津市立病院



独立型市中病院後期研修プログラムとの違い

研修中に各種の実験補助や、自らの研究を行い、海外での学会発表を経験できます。
邦文の症例報告から英文の論文作成までより充分した指導が受けられます。
大学院で大学院博士号が取れます。
コース1でも時間は少しかかりますが論文博士号を取れるサポート体制ができています。
 後期研修終了後の就職・赴任先などに心配がありません。

詳細はホームページへ
    麻酔科蘇生科専門医養成プログラム (オリジナルサイトへ移動します)

 

プログラム責任者

     麻酔科蘇生科  中島 芳樹 

事務連絡先

     専門医養成担当   :加藤 孝澄
     研修コーディネーター:小林 賢輔  

 mail:kopaken2000●gmail.com (●を@に変換して送信してください)
 TEL:053-435-2738
 FAX:053-434-1812