浜松医科大学医学部附属病院

採用・募集

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救急科

2022年7月8日更新

 

1.救急部専門研修プログラム概要(卒後3~6年のいわゆる後期研修)

目標

  1. さまざまな領域の救急疾患に対する初期対処能力(生命危機の回避と診断)を獲得し、救急総合臨床医としての能力を養う。
  2. 日本救急医学会専門医資格を取得する。
  3. ICLS、JPTEC、MCLS、JATECなど、救急医療に関するOff-the-Job Tariningコースのインストラクター資格を取得する。
  4. 救急医療システムにおける救急隊と病院の役割を理解し、メディカルコントロールに参画する。
  5. 災害医療についても知識を深め、災害現場で有効な活動をできるようにする。
  6. 救急外来勤務枠外の時間を有効に利用して、研究者として活動を開始する。

スケジュール
卒後3年目(救急科専門研修1年目)

  1. 大学病院あるいは関連病院の救急部門医師として様々な傷病者を対象に基本的な診療技術を身につける。
  2. 標準化されたOff-the-Job Training コースを受講する(ICLS、BLS、ACLS、JATEC、JPTEC、ISLSなど)。
  3. 災害医療についても知識を深め、病院防災訓練、地域災害医療訓練への参加及び指導補助を行う。また災害医療関連のOff-the-Job-Trainingコースを受講する(MCLS、NDLSなど)。
  4. 救急医療という臨床教育に最適な場において、学生や研修医に対する教育能力を養う。
  5. 救急勤務枠外の時間を有効に利用して、自らの研究テーマを模索する。

卒業4年目(救急科専門研修2年目)

  1. 関連病院あるいは大学病院で専門研修を行う。(3年間のうち少なくとも1年間は大学病院で、1年間は学外での研修が必要である。)
  2. 救急専門医の研修の一部として、他部門で研修を受けることは可能である。内科系、外科系、放射線診断系などが考えられる。
  3. 標準化されたOff-the-Job Training コースのインストラクターを目指す。標準化コースでのインストラクター取得は、その過程で成人教育手法を学ぶ格好の機会となり学生や研修医の指導方法の向上にもつながる。
  4. 勤務枠外の時間を有効に利用して、基礎系教室/救急部において研究を進める。

卒後5年目(救急科専門研修3年目)

  1. 救急診療業務が再び中心になる。しかし連続しての他部門での研修を行うことも可能である。規定に沿って研修行えば、卒後5年目終了時点で救急科専門医の資格要件を満たすこととなる。
  2. 臨床研究、あるいは基礎研究の継続。
  3. 標準化されたOff-the-Job Training コースのインストラクター、特にJATECやJMECCのインストラクター取得を目指す。
  4. DMAT研修(それに類似する研修)への参加

卒後6年目

  1. 救急部門のチーフレジデントとして、救急診療全般と重症入院治療に従事する。あらゆる傷病の初期診療ガイドラインと臨床教育のあり方について研鑽する。
  2. 研究については小括に入る時期である。病院前救護についてメディカルコントロール・プロトコールに通暁し、救急隊員・救急救命士の指導に当たる。

卒後7年目以降

  1. この時期になるとさまざな活躍が期待される。診療現場では研修医専修医の指導を行う。研究のまとめに入る。あるいはサブスペシャリティの部門をさらに深めダブルライセンスをめざすことも可能である。
  2. 10年目以降は、さらに活動の場は広がる。診療現場でのチーフとしての活動が期待される。災害医療、被ばく医療などでもリーダーとして役目が期待される。メディカルコントロールでの活動も重要となる。


救急専門医養成コース

2.基本進路

多岐にわたる進路がある。

  1. 救急部スタッフとして残る。助教採用への道が開かれている。救急指導医は、救急医学会専門医となって5年間の臨床経験と研修医指導の知識が必須である。これを取得する10年までを一区切りとする。
  2. 学位取得により、本学のみではなく、他大学・他施設での指導的立場に立つ人材を育成する。
  3. 県内外への救命救急センター、総合病院救急部門に就職する。個別の進路相談に柔軟に応じる。全国的な救急医の不足がある。全国の施設を紹介する。
  4. 全く救急部門以外の道へ進むこともあろう。その場合にも救急部門で行った総合診療医としての研鑽は必ず有用なものとなる。
  5. 意外と思われるかもしれないが、日勤専門の救急医の要請も多い。


3.処遇

勤務は、週40時間、交替勤務制(変形労働制)。

給与は大学の医員規定による。兼業可能である。


4.スタッフ

部長  吉野篤人(救急科指導医)

副部長 高橋善明(救急科専門医、外科専門医)

以上の救急科専門医2名に加え、各科から派遣された医師を合わせ、計9名で構成されている。

ICLS、AHA-BLS、ACLS、JATEC、JPTEC、SSTT、JMECC、MCLS、DMATのインストラクターがいる。


5.教室のテーマ

  1. 新たな心肺蘇生方法の開発研究
  2. ドローンの救急医療分野災害医療分野での応用
  3. 画像解析(傷病者の生理学的評価、医療者の活動評価など)
  4. 外傷早期の血液凝固異常


6. プログラム責任者

 救急部  教授  吉野篤人 

  mail:yoshino●hama-med.ac.jp (●を@に変換して送信してください)
  TEL :053-435-2958
  FAX :053-435-2796