看護部 専門・認定看護師連絡会主催 市民公開講座「認知症 正しく知って 今できることをはじめよう!!」を開催しました(令和7年10月18日)
2025年11月06日
10月18日(土)に看護部 専門・認定看護師連絡会が主催する市民公開講座 「認知症 正しく知って 今できることをはじめよう!!」を開催しました。浜松市内を中心に地域の皆様や本院の職員など合計120名の皆様にご参加いただき、認知症についての専門的な知識や日常生活でできること、人生会議について学びました。
講演1では、脳神経内科 助教 武内智康先生より、認知症の診断や治療の実際、介護負担増加の一因にもなる認知症の行動・心理症状の対応などについて講演いただきました。講演2では、看護部 認知症看護認定看護師 池本理恵先生より、脳を元気に保つ5つの習慣、認知機能の低下や症状への対応などについての講演があり、歌いながら左右の指を入れ替える指体操は大変盛り上がりました。講演3では、医療福祉支援センター 看護師長 髙田なおみ先生より、なぜもしもの時について考えるのか、人生会議の進め方などについて講演いただきました。人生の最終段階について考えることを縁起でもないと捉えるのではなく、自分自身や周りの人が、いつ訪れるか分からないもしもの時を穏やかに過ごせるよう、話し合いを重ねていくことの大切さを改めて考え直す機会となりました。
また、今年度は新たな試みとして、病院中庭マルシェと共同企画で"まごころ健康マルシェ"を開催しました。講演終了後にお弁当やみかんジュース、地元野菜に加えて学生運営の浜医Caféでコーヒーの販売を行いました。ご参加の皆さんや販売スタッフが笑顔で対話している様子が印象的で、認知症予防にも大切な社会交流や楽しいひとときを提供することができました。
今後も引き続き、地域の皆様へ健やかな日常につながる学びやヒントをお伝えし、参加して良かったと思っていただける講演会を企画してまいります。
受付の様子 講演1 武内智康先生
講演2 池本理恵先生 講演3 髙田なおみ先生

まごころ健康マルシェの様子 学生運営の浜医cafe
