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造血細胞移植センター 浜松市立三方原中学校で学年別「いのちの授業」を実施しました(令和7年1月17日)

2025年01月27日

 令和7年1月17日(金)、本院 造血細胞移植センターは浜松市立三方原中学校にて「いのちの授業」を実施し、約650人の生徒と職員の方が参加しました。
 1年生に向けて、造血細胞移植コーディネーター 影山優子による講話「血液の病気から見える景色」の中で、がんの基礎知識(原因、治療法など)、移植治療、移植を経験した患者や提供をしたドナーの思い、さらにドネーションやボランティア活動の紹介をしました。2、3年生に向けては、本院小児科 医師 清水大輔による講話「小児がん・AYA世代のがんについて知ろう」の中で小児がん・AYA世代のがんについて、多職種の医療者が連携し、患児、家族と共に小児がんを乗り越えた症例を紹介しました。
 参加した生徒の皆さんからは、「がんは年齢に関係なく若くてもなると知った」「自分たちでも病気の人などに対して、献血やドナー登録、ヘアドネーションなど、貢献できることがあると分かった」「医療者、患者さん、その家族の皆さんが一団となって、病気と戦うのがすごいと思った」などの感想をいただきました。また、去年もいのちの授業を受け、今回2回目となった3年生からは、「去年よりがんへの意識が上がったなと思った」、「2年間がんのお話を聞いてがんについて知っていると思ったが、まだ全然知らないことばかりだと気が付いた」などの感想もあり、がん教育の継続の成果を感じることができました。

   三方原中学_DSC058662.JPG 三方原中学_DSC058762 HP用.jpg
  授業の様子(1年生)             授業の様子(2.3年生)

(本院は「造血幹細胞移植推進地域拠点病院」であり、「いのちの授業」は、厚生労働省 造血幹細胞移植推進事業の一環として行っています。)