有玉小学校で社会貢献事業「みんなで学ぼう!感染対策2024~きちんとできているかな~」を実施しました(令和6年6月12日)
2024年06月21日
6月12日(水)本院感染制御センターが企画・主催の令和6年度社会貢献事業「みんなで学ぼう!感染対策2024~きちんとできているかな~」を浜松市立有玉小学校にて実施し、6年生88名が参加しました。
実習では、普段の手洗いがしっかりできているか、蛍光塗料入のクリームを手に塗った後で手洗いを実施し、手洗いチェッカーを使って洗い残しを確認しました。また、スマートフォンやドアノブ、ペットボトルの飲み残し、ウォシュレットノズルなど、身の回りにあるものを綿棒でふき取って培養した培地を実際に観察し、細菌の有無を確認しながら、環境にいる微生物についても学びました。講義では、目に見えない微生物が引き起こす感染症と感染対策について、普段生活している身の回りや私たちの体の中にたくさんの微生物が存在していることを理解し、感染予防の重要性や正しい方法について学びました。
質疑応答では「細菌とウイルスの違いは何ですか?」「医師になるにはどうすればいいですか?」「飛行機などで急病人に遭遇したことはありますか?」など様々な質問がありました。参加した児童の皆さんは、感染対策についてしっかりと学ぶことができた様子でした。
(授業内容)
① 実習「手洗いの実習」
② 実習「環境に潜む微生物の観察」
③ 講義「目に見えない微生物が引き起こす感染症と感染対策」
質疑応答
手洗いの仕方 普段の手洗い後、ブラックライトで洗い残しを確認
環境に潜む微生物の観察の様子 感染制御センター医師による講義風景