浜松医科大学医学部附属病院

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第6回腫瘍センタースキルアップセミナーを開催しました(令和4年1月17日)

2022年02月01日

 1月17日(月)、本学臨床講義棟大講義室において、第6回腫瘍センタースキルアップセミナーを開催しました。(今回より開催名を「院内講演会」から「腫瘍センタースキルアップセミナー」に改称しました。)今回は、医療福祉支援センター 社会福祉士 鈴木友彰氏による在宅調整、退院後の報告」、乳腺外科 助教 小泉圭先生による「サブタイプ分類に基づく乳癌薬物療法」と題して行われました。
 当日は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、院内の医療従事者を対象とし、Web配信も行い、合計49名の職員が参加しました。鈴木友彰氏から、在宅医療では地域における多職種連携や情報共有が大切で、今回患者さんご家族やケアマネージャー、訪問看護スタッフとの意見交換から患者さんの在宅での様子やご家族や関係者の思いを知り、情報共有の大切さを改めて感じるとともに、急性期病院として自分達に何ができるのかを考える良い機会になったとの報告がありました。小泉圭先生からは、乳がん治療では、手術、薬物療法、放射線治療を組み合わせて予後の改善を目指しており、薬物療法はステージではなく、病理検査から分かるサブタイプによって治療の適応を考えていること、それぞれの患者さんにあった治療を選択・組み合わせをしながら、個別化医療に取り組んでいることが伝えられました。会場での参加者は、熱心に聴講しており、今回の講演も院内医療従事者にとって理解を深める有意義な機会となりました。
 今後も感染拡大防止策を徹底して腫瘍センタースキルアップセミナーを開催していく予定ですので、関係する皆さんのご参加をお待ちしております。

(開催概要)第6回腫瘍センタースキルアップセミナー

日時:令和4年1月17日(月)
   17時30分~18時30分
場所:臨床講義棟 大講義室
対象:院内医療従事者
講演:
 第一部 「在宅 調整 退院後の報告」
      医療福祉支援センター 社会福祉士 鈴木友彰氏
 第二部 「サブタイプ分類に基づく乳癌薬物療法」
      乳腺外科 助教 小泉圭 先生

(腫瘍センター)