Speciality Guidance
間質性肺炎、過敏性肺炎、サルコイドーシスなどのアレルギー性肺疾患に対しては、気管支鏡を用いた肺生検、気管支肺胞洗浄液検査、胸腔鏡下肺生検などの新しい診断技術を駆使して診断しています。
気管支喘息では、吸入ステロイド剤を中心とした治療を行い、とくに薬剤師などの協力も得て、吸入指導、自己管理を積極的に行っています。
肺癌などの腫瘍性疾患に対しては、放射線医、呼吸器外科医とも密接な連携をとって、化学療法を中心とした最新の集学的治療に取り組んでいます。
喫煙が原因の慢性閉塞性肺疾患に対しては、適切な禁煙治療をするとともに、新しい気管支拡張剤などを用いて息切れなどの症状の改善に努めています。
睡眠時無呼吸症候群に対しては、一晩の短期入院で診断し、耳鼻科医とも協力して、減量、食事療法などの生活習慣の改善指導や、CPAP療法などを行っています。