Adoption Information
教授 前川裕一郎
第三内科では、内科学の中でも循環器疾患、血液疾患、免疫疾患を中心に診療・教育・研究を行っております。常に患者さんに寄り添う医療を行うとともに、高度先進医療の推進を図り、医科大学としての重要な責務である学生と若手医師の教育、および世界に通じる研究活動を行うことを目標にしています。これまで多くの医師が当教室から静岡県内外の大学、研究機関、病院、地域医療の現場に医師や研究者として巣立ち、重要な責務を担っていることは、我々の誇りとするところです。現在の医療は専門化が進み、医学研究もより複雑かつ高度化しています。そのような時代において、我々、第三内科は、今後の第三内科を創っていく原動力となる、向上心を持った多くの若い仲間を必要としています。個人の継続する努力が歴史を創っていくことは言うまでもありませんが、同じ教室に育った仲間が、協力しながら切磋琢磨していくことで、はじめて質の高い医療の実践と医学の発展に寄与することが可能となります。私は、多方面にわたり活躍できる医師を常に第三内科から輩出できるように、若い先生方に質の高い臨床、研究、教育の実践が可能となる環境を提供できるように努力していきたいと考えています。第三内科に少しでも興味がある先生はいつでもご連絡下さい。お待ちしております。
〒431-3192 静岡県浜松市中央区半田山一丁目20番1号
TEL.053-435-2356、053-435-2267 FAX.053-434-2910
責任者: 前川裕一郎 教授
循環器内科が扱う疾患は、急性冠症候群、急性心不全、致死的不整脈などの急性疾患だけではなく、安定冠動脈疾患、慢性心不全、高血圧といった慢性疾患も含まれ、多岐にわたります。急性疾患については、瞬時の判断を求められることも多く、また、領域として多くの疾患を含むため、診断法や治療法が多岐にわたり、診療には経験を要しますが、患者数は多く、専門性も高いため、やりがいのある分野です。 静岡県は気候も良く、風光明媚な土地柄で住みやすい処ですが、若手医師の都市部への偏在により人口当たりの医師数は少なく、将来の地域医療の中心となる若手医師が求められています。指導医の殆どは医学博士号を有し、海外留学経験者ですので、実際の診療の指導だけではなく、学会発表および論文執筆の指導も責任をもって懇切丁寧に行います。一人でも多くの若い先生方が我々の仲間に加わって頂くことを切に希望しています。
指導医数:12名
検査・治療法(術式等) |
件数 |
疾患名 |
件数 |
心臓カテーテル検査 |
595 |
急性心筋梗塞 |
121 |
経皮的冠動脈インターベンション(PCI) |
378 |
狭心症・不安的狭心症 |
539 |
ロータブレーター |
67 |
心不全 |
295 |
不整脈のカテーテル焼灼術 (RFCA) |
39 |
経カテーテル左心耳閉鎖術(LAAO) |
11 |
心房細動アブレーション |
173 |
経カテーテルリード抜去 |
5 |
ペースメーカー |
53 |
||
植え込み型除細動器植え込み (ICD) |
24 |
||
両心室ペーシング(再同期治療) |
10 |
外来患者延数:16,554人/ 入院患者延数:9,516人(循環器内科2023年度実績)
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