浜松医科大学医学部附属病院

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臨床検査

2022年7月8日更新

 

2年の研修終了後の選択肢(臨床検査専門医になろう

主治医とは視点を変えた立場で診療に携わり、診療に直結した臨床検査医学に関する研究にトライしてみませんか 

1. プログラム内容

 2年の研修を終了後の進路を考える上で、是非臨床検査医学も考えてみてください。

 日本医学会の1階に臨床検査医学会の認定専門医があります。専門医、それを目指す者たちの臨床検査専門医会もあります。専門医の大部分は大学・大学病院に勤務していますが、地方の公的病院や民間病院にもいます。検査は、幅が非常に広いのは研修医の時代に理解できたものと思います。従って、専門もかなり多岐にわたっています。とても一人で全ての領域の専門なんて不可能かもしれません。だから、専門は何でもいいのです。しかし、検査医学の根本は、検査を、検査データを大切にし、得られた情報を最大限に解釈して診断することだと思うのです。また、ますます細分化されてきた医学を別の視点からグローバルに見つめ直すことも可能です。

 主な活動の場は大学や大きな病院です。診療、教育、研究が3本柱になります。診療には検査データの管理、解釈であり、主治医とは異なった立場から、検査データを集約して診断し、Doctor of doctors の役割を果たすことです。検査部の管理・運営も必要です。他にも遺伝子診療部、感染対策室にも主として関与しています。いずれも、遺伝子検査、感染症・微生物検査の管理部門であり、かつ情報を有し発信する部門です。超音波検査などの生理検査部門も検査部にあります。これらの研修を一緒に進めていきましょう。

 主治医として忙しく診療に携わってきた諸君は、研究もしてみたいと思いませんか。我々は、常に診療に役立つことを考慮した臨床検査医学に関する研究をしています。テーマは無限に考えられるでしょう。種々の病態のバイオマーカーの探索、オミックス解析、がんゲノム医療をはじめとした個別化医療(オーダーメイド医療)、予防医学、その他。自分の時間を計画的に持ち、研究に勤しんでみるのも自分の新たな可能性を見いだすことになるはずです。

 何はともあれ、非常に広い可能性を有し、いろいろな領域の専門家が集まる門戸の大きな学問ですので、かまえずに気楽に入ってみてはいかがですか。2年の臨床研修終了後、自分なりの医療ができるようになった3年以降であれば年齢制限も設けていません。もっと後からも、別の観点からよいと思います。

 一般研修目標としては、

(1) 臨床検査医学を中心とした幅広い知識を修得し、臨床検査の成績を総合的に評価し、かつ成績を
    管理し、患者の病態の把握が十分にできるようになるために、検査医学に関する基本的な内容を
    修得する。

(2) 検査室の総合的な管理・運営に関する基本的な手法を修得し、国際的な検査室管理の基本を身に
    つけ、初歩的な研究的視点を育成する。

 研修行動目標と研修方法、研修目標、研修内容は臨床検査専門医取得のためのプログラムです。項目はたくさんありますので、臨床検査医学のHPを参照して下さい。

 科研費申請などは、指導医の元で申請し獲得を目指す。研究領域は広いため、多方面への申請が可能であり、実際我々は毎年複数獲得しています。

受験者区分

受験時に必要

な研修歴

報告書・記録B

臨床検査医学に

関する研究業績C

備 考

基本型

5年以上A

20編

筆頭者として

3編以上

卒後研修評価表を提出すること

米国等の臨床病理医認定試験合格者

日本において

2年以上

20編

筆頭者として

3編以上

2年

A. 受験に必要な臨床検査に関する研修歴は出願時に満5年以上(初期臨床研修期間を含めてもよい)とする。

B.報告書・記録等による研修内容を証明するものは,必須8教科を網羅することが望ましい。最低,複数教科が
  必要である。

C.臨床検査医学(臨床病理学)に関する筆頭者としての原著論文または筆頭発表者としての学会報告が併せて
  計3編必要であり,3編のうち少なくとも1編は原著論文でなくてはならない。


3年目

4年目

5年目

臨床検査医研修

臨床検査医後期研修

臨床検査医後期研修

選択科目

臨床検査医研修

臨床検査医研修

臨床検査医研修

臨床検査医研修

選択科目

 

 

2. 基本進路

 原則として個別の要望に則り進路相談を行う。手近の目標として、臨床検査専門医の取得があるが、他の種々の認定医・専門医も目指してほしい。短期研修から長期研修まで相談に応ずる。

 

3. 待遇

 診療の現場は検査部であり、病棟は有しない。兼業は週に8時間まで認める。研究を奨励し、浜松医科大学オリジナルな研究をどんどん進めてほしい。その研究内容に応じて論文も作成し、学位の取得を奨励する。いずれも、十分な指導により行うことができる。

 

4. 6~7年以降の進路について

 大学病院、国公立・民間の大病院に赴任。先進医療としては、特殊検査、遺伝子検査、生理学的検査などの領域で携わることが可能。高度先進医療の自己開発、特許取得も推奨・支援する。

 

5. 専門医制度や大学院との関連について

 教授が臨床検査専門医を取得している。研修施設として初期の頃から登録されている。臨床検査のスキルを身につけ、主治医とは異なった観点から診療に関与する。



プログラム責任者

    検査部   前川 真人



事務連絡先

    岩泉 守哉(助教、検査部副部長、遺伝子診療部)

mail/ iwaizumi●hama-med.ac.jp (●を@に変換して送信してください)

前川 真人(教授、検査部長、遺伝子診療部副部長、感染対策室長)

mail/ mmaekawa●hama-med.ac.jp (●を@に変換して送信してください)

TEL :053-435-2788 FAX :053-435-2096