教育

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活動拠点

周産母子センター

小児科


 新生児特定集中治療室(NICU)と新生児治療回復室(GCU)において新生児の診療を専門とする小児科医が勤務しています。母体・胎児部門と緊密に連携して院内出生児に対応するとともに、地域の周産期医療機関と連携し、母体搬送され院内出生した児や新生児搬送された院外出生児にも対応しています。また、小児外科、脳神経外科、整形外科、眼科、耳鼻科など他科の協力を得て診療を行っており、当院にて対応が困難な症例は責任をもって県内外の専門施設に搬送いたします。
 2021年1月に先端医療センターが開院し、NICUとGCUはこの新棟に移転しています。ここでは、NICUが旧棟の2.5倍、GCUが3.5倍の面積に拡張され、広々とした病棟で診療しています。また、2022年11月よりGCUを増床し、現在、NICU 9床、GCU 12床の計21床が稼働しています。

NICU
 NICUは、neonatal intensive care unitと呼ばれる新生児集中治療室です。早産児、低出生体重児、呼吸障害、新生児黄疸、新生児仮死、先天奇形など新生児期にみられるあらゆる疾患の管理を行います。
 NICUには、新生児用人工呼吸器、保育器、集中管理が可能な呼吸心拍モニター、超音波診断装置などが備えられ、24時間体制で呼吸管理、循環管理を中心とした集中治療が行われています。


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GCU
 GCUは、growing care unitと呼ばれる回復期病床です。NICUでの集中治療は必要なくなりましたが、家庭で過ごすにはもう少し成長する必要がある場合に入院する病床です。授乳指導や退院に向けての指導もこのGCUで行われます。
 また、NICUでの集中治療は必要としませんが入院下の治療や経過観察を要する場合には、GCUに直接入院する場合もあります。


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母子産科

母子産科

 母体・胎児を専門とする産婦人科医が勤務し、正常な分娩に対応するとともに、ハイリスク妊産婦の救急受け入れ、妊娠・分娩・産後の管理を行っています。また、内科、外科、麻酔科、精神科などの専門科の協力を得て、いかなる合併症を有する症例にも妊娠中から産後までケアを行っています。2021年1月にNICU・GCUが先端医療センターに移転した後、母子産科病棟の拡張・改修工事を行い、2022年11月に稼働を開始しました。新しい病棟には、ハイリスクの妊婦さんを集中的に診療する母体胎児集中治療室(MFICU)3床を設置しています。
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