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社会貢献プロジェクト

本学では、社会貢献活動を推進するため、教員等による活動に対して支援を行っています。

令和6年度社会貢献プロジェクト一覧

医療通訳者への医学教育動画の作成

所属

職名

責任者名

次世代創造医工情報教育センター

特任助教

成瀬 愛子

概要

静岡県の医療通訳者向けに正しい医学知識を提供するために、2022年11月から2023年2月の4ヶ月間に各臓器の基礎的な知識やcommon diseaseについてオンライン授業を実施した。授業後、医療用語の増加や知識の整理により、医者との会話がスムーズになったと好評であった。今回の活動では、好きな時に好きな場所で授業を受けられるよう、講義を最新の情報へ更新し、よりわかりやすい内容に動画の撮影・編集を行い、より多くの人に学習機会を提供する。

親子で学ぼう!感染対策2024~身近に潜む細菌を見てみよう~

所属

職名

責任者名

感染制御センター

センター長

古橋 一樹

概要

身近な細菌や感染対策に関する知識を啓発するために、夏休みを利用して親子で学ぶ場を提供する。微生物検査や感染対策の実習を通じて、手や環境に潜む細菌の観察や除菌効果の比較、耐性菌の検出方法を体験。口腔内細菌の観察や手洗い実習、感染症と感染対策に関する講義も行い、感染症への興味と理解を深めることを目指す。

第5回浜松医科大学ブラック・ジャック セミナー

所属

職名

責任者名

外科学第二講座

教授

竹内 裕也

概要

医師の仕事を中高生に体験させ、医療への関心を高め将来の進路選定を支援する活動です。ブラック・ジャック セミナーは、日本の将来を担う中高生に最新医療の体験を通じて「将来医師になりたい」「医療に携わりたい」という興味を抱いて欲しいという思いから、実際の医療機器を用いた医療体験セミナーとして2005年より全国で実施され、浜松医科大学では2017年に初開催。コロナ禍で中断後、2023年に再開し、2024年は参加校と定員を拡大予定。セミナーでは救命救急や手術縫合、最新医療機器の体験を提供する。

不登校の子どもを抱える保護者を対象とした支援活動

所属

職名

責任者名

子どものこころの発達研究センター

特任助教

奥村 明美

概要

不登校児童生徒が増加する中、早期対応が求められる保護者のメンタルヘルス向上と家族支援を目的とする。浜松市教育委員会と共催し、不登校の子どもを持つ保護者を対象に、保護者同士が交流を行い、互いの体験や悩みを語り合うことにより同じ目線・視点からの寄り添いや、分かち合いと共感を目的としたピアサポート座談会と、親の子に対する肯定的なかかわりを増やすことをねらった子育て支援プログラムを実施する。

保健活動交流会及び保健活動・調査支援

所属

職名

責任者名

健康社会医学講座

教授

尾島 俊之

概要

静岡県内の行政および産業現場等の公衆衛生関係者や事業所関係者等の非専門職との連携強化と資質向上を目指す活動。保健活動交流会を開催し、ビッグデータを活用した健康づくりについて専門家の講演を予定している。また、地域・産業保健活動の支援として、県内市町保健部局や事業所保健部門への保健活動や調査に関する相談対応や分析支援を実施。昨年度は全国いきいき公衆衛生の会サマーセミナーと合同開催し高評価を得た。今年度は単独開催予定。

出前講座 いのちの授業

所属

職名

責任者名

看護部

助産師

栗本 綾野

概要

いのちの大切さといのちを育む責任を理解し、望まない妊娠や性感染症を防ぐための知識を深めることを目的とする。助産師の仕事紹介や、望まない妊娠を防ぐための知識(妊娠の成立、避妊、中絶)、二次性徴の知識についての講義に加え、色水実験による性感染症の疑似体験、妊婦ジャケットを用いた妊婦体験、胎児人形や新生児人形の抱っこ体験を通じて学びを深める。

小児・AYA世代がん経験者とその家族に対するオンラインピアサポートの提供

所属

職名

責任者名

小児科

講師

坂口 公祥

概要

小児・AYA世代のがん経験者とその家族に対し、オンラインでのピアサポートを提供することを目的とする。コロナ禍で得られた経験を基に、オンラインの利点を活かし、遠方の経験者や家族同士、ピアサポート団体との交流を可能にする体制を構築する。小児・AYA世代がん経験者(患者本人)およびその家族がオンラインで交流し、情報交換や、共感ができる場として、「小児・AYA世代がんピアサポートサミット@zoom」を開催し、経験者の部と家族の部に分けて情報交換や共感の場を提供します。令和2年から継続して実施し、参加者である小児・AYA世代がん経験者やそのご家族からご好評を得ている。

静岡県内多胎児家庭支援(しずおか多胎ネット活動支援)

所属

職名

責任者名

臨床看護学講座

助教

杉山 琴美

概要

静岡県内の多胎家庭が孤立せず健やかに子育てできるよう、地域、医療、行政が連携して支援できる体制を構築するための基盤を整えることを目的とする。具体的には、多胎家庭を対象としたオンライン教室や静岡県内の保健師等を対象とした専門職講座、多胎プレパパママ教室の開催、居住する市町の支援等の情報をまとめた冊子「ふたごみつご子育てBOOK 各市町版」の作成・配布、支援事業の広報活動や子育て情報を充実させるためのしずおか多胎ネットホームページの更新、出張訪問相談、多胎児親子支援のための講師派遣を実施する。

子ども病院薬剤師体験

所属

職名

責任者名

薬剤部

教授

川上 純一

概要

小学生に「薬剤師」の職業体験を提供し、病院薬剤師の認知度を高め、正しい薬物治療に関する知識・情報への関心・理解を深めることを目的とする。夏休みの子供を対象に病院薬剤師職業体験会を開催し、病院・薬剤部の紹介(紙芝居)やくすりに関するクイズ大会(薬剤師の仕事内容、お薬手帳の活用方法等)、調剤・鑑査体験、配合変化実験、服薬指導体験等を実施する。また、保護者には抗がん剤治療と副作用についての講義を行い、正しい知識の理解を深めることを目指す。

市民公開講座「大地震発生時、医療は人を救えるか? Part4」

所属

職名

責任者名

救急部

助教

高橋 善明

概要

南海トラフ地震を想定し、大災害時の市民の自助・共助の意識を高め、大切な命を一つでも守ることを目的として市民公開講座を実施する。静岡県は甚大な人的・物的被害が予想され、病院機能の低下も懸念されている。公開講座では、専門家や行政担当者による災害医療や避難所運営に関する総論、また能登半島地震におけるDMAT活動報告などの講演に加え、市民トリアージや避難所運営の机上シミュレーションによるグループワーク行い、実践的な対策を学ぶ機会を提供する。

NICUを退院した児とその家族の交流会

所属

職名

責任者名

看護部

看護師長

篠田 晴代

概要

わが子がNICUに入院したという同じ経験をもつ家族が、退院後の家族が抱く子育ての困難や不安を軽減するための横のつながりを作ることを目的とする。NICU退院後の支援充実に向けて、参加者をポスターやホームページで募り、周産母子センターや小児科病棟のスタッフが運営する。プログラムでは音楽会やレクリエーションを含め、参加者同士の交流の機会を提供する。

高齢者の爪トラブルを予防してセルフケアを促進する転倒予防教室

所属

職名

責任者名

光神経解剖学講座

技術補佐員

内山 昌代

概要

地域高齢者を対象に、健康長寿を実現することを目的として、高齢化に伴う転倒・骨折のリスクを低減するため、転倒予防の・運動機能の維持・向上を目的に足爪のセルフケアを教育を行う。足爪ケアの重要性を説明し、足爪などのセルフチェックの方法や日常で行うフットケアや足首の体操の方法を実技を通じて指導する。昨年度の好評を受け、今年度も同様の活動を行い、転倒リスクを減少させることを目指す。

病気や障がいを持つ子どものきょうだいへの支援プログラムの開催

所属

職名

責任者名

小児科

チャイルドライフスペシャリスト

萩原 沙織

概要

病気や障がいを持つ子どものきょうだいが抱える複雑な感情や家族分離による寂しさ、病状や見通しについての情報不足による不安を軽減するため、支援プログラムを開催する。きょうだいが自分の存在を認められ、同じ立場の人と出会い、病院や福祉施設の情報を得られる機会を提供する。国内では限られた拠点でしか提供されていないこの支援を通じて、地域の認識向上も図る。楽しい活動や工夫された企画を用意し、病院のことを知る機会、同じ立場の仲間と出会う機会、自分が大切な存在であるというきょうだいに大切なメッセージを伝えることを目指す。

研究・開発者体験教室~IoTデバイス開発編~

所属

職名

責任者名

技術部

技術職員

村松 歩

概要

AI、IoT、データサイエンスと言った情報技術の進歩が顕著で、今後の医学教育においても工学・情報学といった多岐に渡る科学分野の知識が求められていくと推察されるため、子どもたちの理科離れを防ぎ、科学への興味を持ってもらうために研究体験教室を開催する。夏休みまたは冬休みに、小学4~6年生を対象に、MESHとiPadを使用して簡単なプログラミング体験と製品開発を行い、その成果をポスターにまとめる過程を体験し、ポスターセッションを実施する。

災害時の防災食を家族で学ぼう

所属

職名

責任者名

地域創成防災支援人材教育センター

センター長

中村 和正

概要

子育て世帯や高齢者世帯、医療的ケアが必要な子どもを持つ家族に対し、災害時の食の準備と栄養管理の重要性を伝えること目的として防災食に関するワークショップを実施する。災害時に健康的な食事を確保するための適切な防災食の選定法や調理法を学び、自助と共助の精神を促進し地域コミュニティの結束力を高めることも目指す。サーラエナジー株式会社と浜松調理菓子専門学校と協力し、実際の調理体験を通じて防災食の提案を行い、地域コミュニティの防災力を高める。

過去の社会貢献プロジェクト