教育

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産婦人科学講座

教授   伊東 宏晃

教授 伊東 宏晃

浜松医科大学は昭和49年(1974年)7月6日に開学され、産科婦人科学教室は翌年(昭和50年)4月1日に開講、附属病院は昭和52年(1977年)11月24日に開院されました。ここでは主に最近10年間の研究を紹介します。

教室のモットーは臨床の中に研究の動機付けがあること、臨床への還元、寄与があること、独創的研究であること、他の研究との整合性、統合性を忘れないこと、研究者としての哲学を持つこと、自分なりの尺度を持っていること、科学的、論理的であり、世界の一流誌に受理され得るものであること、倫理的で、研究にヒューマニティーが感じられること、などであります。

幸いなことに、教室員一同がよくこの期待に応え、多くの成果を上げています。最近10年間で特筆すべきは、研究の成果が飛躍的に伸びたこと、その成果が国外でも認められ、海外との交流が盛んになったこと、教室員の海外への留学と、海外からの留学生の受け入れが著しく増加したことなどです。

研究の遂行に当たっては、浜松医科大学の職員、静岡県日母・日本産科婦人科学会会員、留学生をご指導頂いた海外の大学・研究所、国内の多くの大学の方々、文部科学省科学研究・厚生労働省研究などの助成、国内外の製薬会社の助成など、極めて多くの方々のご支援・ご指導・ご鞭撻をいただきました。ここに深く感謝の意を表させていただきます。