Education
令和7年4月より、理事(教育・評価担当)・副学長に就任いたしました梅村和夫です。この場をお借りして、一言ご挨拶申し上げます。
本学では、医学科および看護学科の学部教育において、卒業後に優れた医療人となるために必要な知識・技能・態度を、ディプロマポリシーおよび卒業時コンピテンシーとして明示し、それらを習得するためのカリキュラムを構築しております。特に、「豊かな人間性と高い倫理観」を涵養することに重点を置き、PBL(Problem Based Learning)教育やアクティブラーニングを積極的に取り入れ、コミュニケーション能力や問題解決能力の向上を図っております。また、国際社会への貢献や多様性への理解を深めるため、英語能力の向上を目的とした授業やイベントにも力を入れております。さらに、医学科では診療参加型臨床実習の充実、看護学科では多様な実習先における臨地実習を通じて、実践的な教育を推進しております。
大学院教育においては、医学系研究科医学専攻(博士課程)、看護学専攻(博士前期課程・博士後期課程)、光医工学共同専攻(博士後期課程)を設置しております。医学専攻では、国際的にリーダーシップを発揮できる基礎医学研究者および臨床研究医の養成を目指し、看護学専攻では、倫理観と国際的視野を備え、異分野と融合しながら新たな価値を創出する教育・研究を通じて社会に貢献できる人材の育成に努めております。
本学の卒業生が地域社会のみならず国際社会においても活躍し、健康と福祉の向上に寄与できるよう、引き続き教育・研究の充実に尽力してまいります。
令和7年4月 理事(教育・評価担当)・副学長 梅村 和夫