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英科学誌ネイチャー系医学誌に研究成果が公表されました

2020年05月25日

世界初:注意欠如多動症へのドパミンD1受容体と神経炎症の関与が明らかに

 本学精神医学講座(山末英典教授)の横倉正倫助教と光尖端医学教育研究センター生体機能イメージング研究室の尾内康臣教授、浜松ホトニクス株式会社中央研究所PET医用Gの吉川悦次グループ長、GSCCビジネスアクセラレータ画像診断支援Gの二ツ橋昌実専任部員らは、浜松ホトニクス社製頭部Positron Emission Tomography(PET)装置を用いて、注意欠如多動症(attention-deficit/hyperactivity disorder: ADHD)におけるドパミンD1受容体と神経炎症を反映する活性化ミクログリアの変化と両者の相互関係、さらにこれらのPETの結果がADHD症状の重症度と関連することを見出しました。

 この研究成果は、英科学誌ネイチャー(Nature)系医学誌「モレキュラー・サイキアトリー」に日本時間5月22日(金)に公表されました。

論文情報

論文タイトル:

In vivo imaging of dopamine D1 receptor and activated microglia in attention-deficit/hyperactivity disorder: A positron emission tomography study.

>> 詳細はこちら(プレスリリース本文)PDF