国立大学法人 浜松医科大学

教育

Education

研究活動

 原発性脳腫瘍の発生頻度は、人口10万人につき年間10~15人と言われていますが、そのうちの1/4を占めるのが神経膠腫(グリオーマ)と呼ばれる腫瘍群です。脳は主に神経細胞(ニューロン)と神経膠細胞(グリア)からできています。脳卒中などで麻痺になるとなかなか回復しないように、神経細胞は基本的に分裂能をもちませんので、そこから腫瘍が発生することは極めて稀です。一方、グリア細胞は炎症や出血などがおこると分裂遊走し、病巣でさまざまな役割を果たす細胞ですので、腫瘍化します(グリアが腫瘍化するのでグリオーマと呼びます)。神経細胞とグリアはもともと混在して存在するため、グリオーマには正常脳との境界がなく、このことが治療を難しくしています。つまり脳を包む膜などから発生する腫瘍は脳との境界が明確ですので、脳を傷つけずに全摘が可能な場合がありますが、脳機能を温存したままでグリオーマを全摘することは理論的に困難であるということです。したがって、グリオーマの術後には放射線治療や抗癌剤治療を併用するのが一般的です。グリオーマには世界保健機構(WHO)の悪性度分類があり、グレード1から4に分けられ、グレード4が一番悪性で、膠芽腫(グリオブラストーマ)とも呼ばれます。浜松医科大学では、この疾患に積極的に取り組んでいますが、基本的な治療法は、グレード2では手術療法の後、腫瘍細胞の遺伝子発現などの情報により経過観察、術後放射線治療、術後化学療法(抗がん剤)のいずれかを選択します。一方、グレード3と4では、再発率が高いので術後放射線治療と抗癌剤(テモゾロミド)併用が標準治療です。グリオーマの8割以上は星状細胞(アストロサイト)と呼ばれるグリアから生じますが、一部に髄鞘を形成する細胞である乏突起神経膠細胞(オリゴデンドログリア)から発生するものがあり、放射線や化学療法に対する感受性が高いことが知られています。一方、星状細胞腫、特にWHO grade 4の膠芽腫については過去30年間著しい治療成績の向上が見られず苦慮しています。

 最近、徐々に脳腫瘍の分子生物学的特徴が明らかになり、腫瘍発生のメカニズムは解明されつつありますが、まだまた成績は不満足であり、21世紀に積み残された最後の悪性腫瘍の一つとも言えるでしょう。基礎実験段階ではありますが、幹細胞を運び屋として用いる新しい遺伝子治療の研究が進んでおり、良好な結果が得られています。このように浜松医科大学ではグリオーマを中心とした悪性脳腫瘍の制圧に向けて、臨床・基礎研究の両輪で全力をあげて努力しています

研究内容

悪性神経膠腫に対する遺伝子治療

 脳神経外科領域において、脳腫瘍学は非常に重要な分野の一つに位置付けられます。なかでも、悪性神経膠腫は治療が困難な疾患で、さまざまな治療戦略の開発にも関わらず、治療成績は過去30年間ほとんど変わっていないのが現状です。21世紀に残された最後の悪性腫瘍の一つと考えられ、新たな治療戦略の開発が急務です。そこで、現在注目されている分野として、遺伝子治療があげられます。最も有名な遺伝子治療はレトロウイルスベクターを用いHSVtk遺伝子を腫瘍細胞へ導入させ、prodrugであるGCVを全身投与する方法で「自殺遺伝子療法」と呼ばれ脚光をあびています。さらに、HSVtk/GCVシステムにおいては、遺伝子導入効率が高々10%程度でも、すべての腫瘍細胞が消えてしまうことがわかりました。このような遺伝子非導入細胞に対しても殺細胞効果がおよぶHSVtk/GCVシステムにおける極めて好都合な現象は「バイスタンダー効果」と呼ばれ注目されています。

 我々の教室では、神経幹細胞や、さらには間葉系幹細胞に遺伝子導入を行い、その腫瘍集積性を利用して、バイスタンダー効果にて抗腫瘍効果を発現させる動物実験において、良好な結果が得られ報告を行っています。また、世界の流れに沿い、次世代幹細胞として、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用い、遺伝子治療の臨床応用に向けての基礎実験を行っています。今後のiPS細胞の発展性、臨床応用を考慮すると、他の幹細胞と比較し採取も容易であり、遺伝子治療のvectorとしてiPS細胞を用いることは、より現実的と考えています。悪性神経膠腫に対する幹細胞を用いた遺伝子治療の最終的な到達点として、このiPS細胞を用いることが、我々の使命と考えています。現在、その第一歩として、iPS細胞に遺伝子導入を行い、腫瘍集積性やバイスタンダー効果の評価をする研究を進行させています。

小泉 慎一郎

難治性てんかんの解明と新たな治療メカニズムに関する研究

 てんかんに罹病している人口は本邦では約100万人とされています。全体の7~8割では抗てんかん薬の内服薬の継続で発作は消失しますが、2~3割の方は内服治療により十分に発作は消失せず、難治な経過をたどるといわれています。

 現在、てんかん治療の基本は内服療法であり、ここ最近新たな抗てんかん薬が本邦でも承認されてきていますが、難治性てんかんの治療には集学的・包括的な取組みが必要です。

 難治性てんかんに対しては発作徴候を確認の上、開頭による外科治療(焦点切除術、脳梁離断術など)が行われていますが、2010年7月に本邦でも迷走神経刺激療法(VNS)が保険適用となりました。これまでの報告ではVNSは難治性てんかんの症例の約60%に発作減少が認められると言われており、部分てんかんや全般てんかんどちらでもその効果は期待することができ、現在注目されている難治性てんかんに対する緩和療法の一つです。VNSは欧米諸国では1990年代から行われている治療法であり、さまざまな報告もありますが、どのような患者さんに効果があり、どのような作用機序で抗てんかん作用が発揮されるのか、基礎研究に基づいた明確な知見は得られていません。

 実際のVNS植え込み術は聖隷浜松病院てんかんセンター(下記URL参照)で行われておりますが、本学ではてんかん動物モデルを用いてVNSの作用機序解明を行い、将来の新たな治療法を含めて、臨床に役立てたいと考えています。

山添 知宏

パーキンソン病に対する分子イメージング研究

 我々の講座では、パーキンソン氏病(PD)に対する分子イメージング研究を行っています。  PDの有効治療の開発は、緊急かつ重要な研究課題です。近年、重症パーキンソン氏病患者にも有効な外科的治療法として、視床下核深部脳電気刺激療法(STN-DBS)が注目を集めていますが、いまだその機序には不明な点が多くあります。これまでに、STN-DBSの機序解明を目指し、電気生理学的手法およびマイクロダイアリシス法などを用いた研究が散見されていますが、今従事している研究で用いる陽電子断層撮影法(PET)は、非侵襲的に全脳にわたって局所の神経伝達物質の動態を測定することです。パーキンソン氏病モデルサルにおけるSTN-DBS施行後の脳内の生化学的変化を、PETを用いて測定します。この結果は、今後マイクロダイアリシス法による微量測定のための測定部位の決定に役立つと考えています。また、低電流から高電流までの幅広い電流強度を用いて、PETイメージングと同時に施行する行動判定テストの結果を参照することにより、最適な刺激電流を決定します。これらの成果は、DBSの機序解明に大きく貢献すると考えられます。

浅川哲也

研究業績

2010.4-2011.3 学会発表

  • 特別講演
  • 'Hiroki Namba: Current concepts and future prospects of glioma therapy The 50th anniversary of Department of Neurosurgery at Kyungpook National University School of Medicine 2010.11.13, Daegu, Korea'

  • シンポジウム
  • 難波宏樹:既存の膠芽腫治療の限界、新規治療による突破口の可能性(ラウンドテーブルディスカッション)第11回日本分子脳神経外科学会 2010.8.27-28

  • 一般演題
  • 酒井直人、赤嶺壮一、徳山勤、難波宏樹:先天性無フィブリノーゲン血症患者に発症した慢性硬膜下血腫の手術経験 第78回日本脳神経外科学会中部支部学術集会 2010.4.3 富山 
  • 渡邊水樹、田中篤太郎、太田仲郎、中戸川裕一、稲永親憲、平松久弥、山本貴道、杉浦康仁、花北順哉、難波宏樹:非外傷性後頭蓋窩解離性脳動脈瘤における先行頭頚部痛の正常の重要性~連続50例の検討 第78回日本脳神経外科学会中部支部学術集会 2010.4.3 富山 
  • 北浜義博、難波宏樹、角谷和夫、横山徹夫:転倒・転落して外科治療の対象となった高齢者の3例 第78回静岡県脳神経外科集談会 2010.4.9 静岡
  • 酒井直人、難波宏樹、三浦克敏、馬場聡、礒田治夫、横山徹夫:脳アミロイドアンギオパチーに関連して発症した中枢神経系限局性血管炎の1例 第35回日本脳卒中学会総会 2010.4.15 盛岡
  • 白坂有利、石垣泰則:脳卒中遷延性意識障害患者における褥瘡治療期間 第35回日本脳卒中学会総会 2010.4.15-17 盛岡
  • 平松久弥、杉浦康仁、難波宏樹:特発性解離性脳動脈瘤の臨床像ー初発症状としての頭痛・頸部痛についてー 第35回日本脳卒中学会総会 2010.4.17 盛岡
  • 田中篤太郎、堺常雄、山本貴道、稲永親憲、藤本礼尚、太田仲郎、山添知宏、川路博史、竹原誠也、徳山勤、難波宏樹:当院のgliomaの手術方針、-選択的gyrectomy、術中ナビとモニター方法、そしてreal time pathology- 第2回東海脳腫瘍手術手技研究会 2010.4.24 名古屋
  • 渡邊水樹、稲永親憲、森弘樹、北浜義博、徳山勤、馬場聡、山本貴道、太田仲郎、田中篤太郎、花北順哉、難波宏樹:頭蓋内pure germinoma治療27年後に頚髄髄内病変を認めmixed germ cell tumorと診断された1例 第28回日本脳腫瘍病理学会2010.5.21-22 大阪
  • 小泉慎一郎:質量顕微鏡法を用いたラット脳疾患モデルにおける脂質代謝の基礎評価 第5回日本分子イメージング学会 2010.5.22-23 滋賀
  • 横田尚樹、谷春雨、山本淳考、宮川正、徳山勤、難波宏樹:髄芽腫幹細胞に発現する遺伝子群の同定、発現解析とPMLを標的とした化学療法の効果 第38回日本小児神経外科学会 2010.6.4-5 富山
  • 佐藤晴彦、山添知宏、野崎孝雄、杉浦康仁:クリッピング後に予想外の増大を繰り返した内頸動脈紡錘状破裂脳動脈瘤の1例 第16回静岡脳神経外科ビデオシンポジウム 2010.6.5 静岡
  • 酒井直人、徳山勤、平松久弥、難波宏樹:low-lying IC-PC artery aneurysmのクリッピングに際してextradural anterior clinoidectomyが有用であった1例 第16回静岡脳神経外科ビデオシンポジウム 2010.6.5 静岡
  • 北浜義博、難波宏樹:腰部黄色靭帯肥厚の病理学的検討 第25回日本脊髄外科学会2010.6.10-11 名古屋
  • 北浜義博、杉山憲嗣、難波宏樹、角谷和夫、横山徹夫、花北順哉:ITB療法を取り巻く環境についての社会的問題の提示 第25回日本脊髄外科学会 2010.6.10-11 名古屋
  • 渡邊水樹、稲永親憲、森弘樹、北浜義博、山本貴道、田中篤太郎、難波宏樹、花北順哉:頭蓋内pure germinoma治療27年後の頚髄髄内mixed germ cell tumor 第25回日本脊髄外科学会 2010.6.10-11 名古屋
  • 平松久弥、杉浦康仁、山下修平、神谷実佳、難波宏樹:Direct CCFをコイルで治療した3症例 第17回静岡県脳神経血管内手術懇話会 2010.6.28 静岡
  • 難波宏樹、天野慎士、小泉慎一郎:Tumoricidal bystander effect in the suicide gene therapy using mesenchymal stem cells does not injure normal brain tissues 第16回日本遺伝子治療学会 2010.7.1-3 宇都宮
  • 杉浦康仁、平松久弥、角谷和夫:脳内出血を来たした海綿静脈洞部硬膜動静脈瘻の2例 第8回静岡県西部脳卒中外科研究会 2010.7.9 
  • 酒井直人、鮫島哲朗、徳山勤、杉山憲嗣、難波宏樹:Combined transpetrosal approach後にめまいと関連する可逆的なtransvers sigmoid sinusの閉塞を呈した1例 第22回日本頭蓋底外科学会 2010.7.15 久留米
  • 平松久弥、杉浦康仁、山下修平、神谷実佳、難波宏樹:骨内シャントを有するAnterior chondylar confluent(ACC)のDural AVFの1例 第34回中部地区脳神経血管内手術懇話会 2010.8.21 高山
  • 小泉慎一郎、谷春雨、難波宏樹:マウスiPS細胞における悪性神経膠腫、specific growth factorsへの移動能の基礎評価 第11回日本分子脳神経外科学会 2010.8.27-28 仙台
  • 杉山憲嗣、孫偉、方欣、山口博司、間賀田泰寛、野崎孝雄、山下たえ、難波宏樹:6-OHDA注入によるパーキンソン病モデルラットでの、線条体破壊と内側前脳束破壊モデルの差異-D2受容体活性の刑事的変化- 第11回日本分子脳神経外科学会 2010.8.27-28 仙台
  • 渡邊水樹、田中篤太郎、太田仲郎、中戸川裕一、藤本礼尚、稲永親憲、平松久弥、山本貴道、杉浦康仁、大橋寿彦、難波宏樹:非外傷性後頭蓋窩解離性脳動脈瘤にお先行頭頚部痛の発症形式ごとに異なる特徴~連続57症例の検討から~ 第29回TheMt. Fuji Workshop on CVD 2010.8.28 福岡 
  • 山添知宏、藤本礼尚、榎日出夫、岡西徹、横田卓也、大橋寿彦、山崎まどか、山本貴道:Atamai viewを用いより非侵襲的に両側硬膜下電極を行った1手術症例 第31回関東機能的脳外科カンファレンス2010.9.4 東京
  • 赤井京、新井義文、徳山勤、馬場聡、杉山憲嗣、難波宏樹:Lhermitte-Duclos disease 第29回東海脳腫瘍病理検討会 2010.9.11 名古屋
  • 山下たえ、木下真奈、馬場聡、徳山勤、難波宏樹:内視鏡的生検術を施行した松果体部腫瘍の一例 第37回静岡県神経病理懇談会 2010.9.18 浜松
  • 本村和也、夏目敦至、岸田悠吾、東央普、近藤豊、中洲庸子、阿部竜也、難波宏樹、若井建志、若林俊彦:初発膠芽腫に対するインタ-フェロン-とテモゾロミド併用化学放射線療法の功績:多施設共同研究 第69日本癌学会学術総会 2010.9.22-24 大阪
  • 小泉慎一郎、難波宏樹:マウスiPS細胞における悪性神経膠腫、成長因子への移動能の評価 第69日本癌学会学術総会 2010.9.22-24 大阪
  • 松井秀介、平松久弥、渡辺賢一、山下修平、神谷美佳、根来眞、難波宏樹:Neurofibromatosis (type I)に伴った頭蓋外椎骨動脈瘤の2例 第79回日本脳神経外科学会中部支部学術集会 2010.9.25 松本
  • 釼持博昭、杉浦康仁、平松久弥、神尾佳宣、中戸川裕一、稲永親憲、田中篤太郎、堺常雄:鞍内に伸展しさらに鞍隔膜を圧排する内頚動脈海綿静脈洞部の症候性large脳動脈瘤の1例 第79回日本脳神経外科学会中部支部学術集会 2010.9.25 松本
  • 藤本礼尚、山本貴道、榎日出夫、岡西徹、横田卓也、山添知宏、山崎まどか:良性腫瘍を伴った症候性内側側頭葉てんかんの};1例 第79回日本脳神経外科学会中部支部学術集会2010.9.25 松本
  • 山添知宏、藤本礼尚、榎日出夫、山崎まどか、岡西徹、横田卓也、大橋寿彦、山本貴道:脳梁離断術にて発作減少が得られた難治性てんかんを合併した先天性両側シルビウス裂周囲症候群の3例  第44回日本てんかん学会総会 2010.10.14-15 岡山
  • 山崎まどか、藤本礼尚、山添知宏、榎日出夫、岡西徹、横田卓也、大橋寿彦、山本貴道};:Dense-array EEGによる発作間欠期スパイク解析精度の信頼性-硬膜下電極同時記録による検討 第44回日本てんかん学会総会 2010.10.14-15 岡山
  • 小泉慎一郎、難波宏樹:マウスiPS細胞における、悪性神経膠腫および成長因子への移動能、特異的指向性の基礎評価 第69回日本脳神経外科学会総会 2010.10.27-29 福岡
  • 山下たえ 徳山勤、小泉慎一郎、坂口公祥、岡田周一、難波宏樹:乳幼児の松果体芽腫-3歳未満で診断された2症例-第69回日本脳神経外科学会総会 2010.10.27-29 福岡
  • 杉山憲嗣、難波宏樹:視床下核脳深部刺激後の長期効果--最長12年5ヶ月の自験例から-- 第69回日本脳神経外科学会総会 2010.10.27-29 福岡
  • 北浜義博、難波宏樹:黄色靭帯内血腫の起因には靭帯内血管新生が関与する--病理学的検討-- 第69回日本脳神経外科学会総会 2010.10.27-29 福岡
  • 野崎孝雄、難波宏樹:皮質下出血で発症し、腫瘍再発時に診断が確定したfibrillary astrocytomaの1例 第69回日本脳神経外科学会総会 2010.10.27-29 福岡 
  • 赤井京、難波宏樹:Langerhans cell histiocytosis (LCH)単臓器多病変(SM型)の一例 第69回日本脳神経外科学会総会 2010.10.27-29 福岡
  • 田中篤太郎、剣持博昭、神尾佳宣、中戸川裕一、藤本礼尚、稲永親憲、山本貴道、堺常雄、難波宏樹:当院におけるgliomaと大脳鎌髄膜腫摘出手術における静脈温存の工夫 第69回日本脳神経外科学会総会 2010.10.27-29 福岡
  • 山﨑まどか、藤本礼尚、山添知宏、榎日出夫、岡西徹、横田卓也、大橋寿彦、山本貴道};:Dense-array EEG記録による発作間欠期スパイク解析精度の信頼性-側頭葉てんかんにおける検討 第40回日本臨床神経生理学会学術大会 2010.11.1-2 神戸
  • 平松久弥、杉浦康仁、山下修平、神谷実佳、難波宏樹:骨内シャントを有するAnterior chondylar confluent(ACC)のDural AVFの1例:第26回日本脳神経血管内治療学会学術総会 2010.11.18-20 小倉 
  • 平松久弥、杉浦康仁、山下修平、神谷実佳、難波宏樹:Direct CCFをコイルで治療した3症例:第26回日本脳神経血管内治療学会学術総会 2010.11.18-20 小倉 
  • 佐藤晴彦、赤嶺壮一、川路博史:1年余りの経過で悪性転化した成人松果体細胞腫の1例 第3回静岡県脳腫瘍研究会 2010.11.20 静岡
  • 稲永親憲、中戸川裕一、剣持博昭、神尾佳宣、藤本礼尚、山本貴道、田中篤太郎、堺常雄、難波宏樹:最近8年間の当院における悪性神経膠腫治療経験、-テモゾロミド使用例/未使用例の比較を中心に-第3回静岡県脳腫瘍研究会 2010.11.20 静岡 
  • 酒井直人、徳山勤、難波宏樹:摘出困難な硬い下垂体腺腫に対する経蝶形骨洞腫瘍摘出術 第79回静岡県脳神経外科集談会 2010.11.26 静岡
  • 田中篤太郎、剣持博昭、神尾佳宣、中戸川裕一、藤本礼尚、稲永親憲、山本貴道、堺常雄、難波宏樹:Combined trans-petrosal approachによるpetroclival meningioma摘出術  第79回静岡県脳神経外科集談会 2010.11.26 静岡
  • 夏目敦至、若林俊彦、藤井正純、百田洋之、本村和也、岩味健一郎、中洲庸子、難波宏樹、阿部竜也、東央普:初発膠芽腫に対するInterferon-とTemozolomide併用療法(INTEGRA study)の効果 第28回日本脳腫瘍学会 2010.11.28-30 軽井沢
  • 本村和也、夏目敦至、百田洋之、渡邊麗子、藤井正純、三島一彦、中洲庸子、阿部竜也、難波宏樹、中里洋一、若林俊彦:初発膠芽腫に対する免疫組織染色を用いたGBM subtype analysisとその予後検討 第28回日本脳腫瘍学会 2010.11.28-30 軽井沢
  • 小泉慎一郎、椎野顕彦、犬伏俊郎、徳山勤、酒井直人、難波宏樹:In vitro、in vivoにおける悪性神経膠腫へのマウスiPS細胞の移動能の基礎評価 第28回日本脳腫瘍学会 2010.11.28-30 軽井沢
  • 稲永親憲、中戸川裕一、神尾義宣、剱持博昭、田中篤太郎、難波宏樹:初発膠芽腫TMZ治療中に対側に再発をきたし、定位照射追加が有効であった1例 第28回日本脳腫瘍学会 2010.11.28-30 軽井沢
  • 神尾佳宣、剣持博昭、中戸川裕一、藤本礼尚、稲永親憲、山本貴道、田中篤太郎、難波宏樹:内頚動脈狭窄症 頚動脈エコー面積法とNASCET法の比較 ~生活習慣病との関連について~ サノフィアベンティス学術講演会 2010.12.1 浜松
  • 杉浦康仁、平松久弥、角谷和夫:ある日の後大脳動脈動脈瘤 第17回静岡県脳神経血管内手術懇話会 2010.12.18 浜松
  • 平松久弥、杉浦康仁、山下修平、神谷実佳、難波宏樹:Suboccipital cavernous sinus AVFの1例:第17回静岡県脳神経血管内手術懇話会 2010.12.18 浜松
  • 藤本礼尚、山添知宏、榎日出夫、岡西徹、横田卓也、大橋寿彦、山﨑まどか、山本貴道:小児てんかん手術例};12例のまとめ 第34回日本てんかん外科学会2011.1.20-21 広島
  • 山添知宏、藤本礼尚、榎日出夫、山﨑まどか、岡西徹、横田卓也、大橋寿彦、山本貴道、難波宏樹:人格変化も発作に関係していた側頭葉・前頭葉てんかんの1手術例 第34回日本てんかん外科学会2011.1.20-21 広島
  • 山﨑まどか、藤本礼尚、山添知宏、Don Tucker、山本貴道:高密度センサー脳波計による新しい脳波解析 てんかん焦点診断における有用性と信頼性 第34回日本てんかん外科学会2011.1.20-21 広島
  • 杉山憲嗣、赤嶺壮一、野崎孝雄、山下たえ、難波宏樹:遺伝性バリスムに対するVo核刺激術の有用性 第50回日本定位・機能神経外科学会 2010.1.21-22 広島
  • 山下たえ、杉山憲嗣、孫偉、浅川哲也、山口博司、間賀田泰寛、野崎孝雄、難波宏樹:6-OHDA注入によるパーキンソン病モデルラットでの線条体破壊モデルと内側前脳束破壊モデルの差異---D2受容体活性の経時的変化--- 第50回日本定位・機能神経外科学会 2011.1.21-22 広島
  • 野崎孝雄、杉山憲嗣、尾内康臣、八木俊輔、山下たえ、赤井京、難波宏樹:視床下核脳深部刺激療法による運動遂行時の線条体ドパミン放出---[11C]raclopride-PETによる検討--- 第50回日本定位・機能神経外科学会 2011.1.21-22 広島
  • 酒井直人、山下たえ、赤井京、徳山勤、橋本泰幸、高橋吾郎、馬場聡、小杉伊三夫、河崎秀陽、難波宏樹:下位脳神経麻痺で発症した頚静脈孔腫瘍の1例 第38回静岡県神経病理懇談会

  • 国際学会
  • K. Motomura K, Natsume A, Fujii M, Ito M, Nanba H, Abe T, Nakasu Y, Watanabe R, Wakai K, Wakabayashi T:The efficacy of interferon-β and temozolomide combination therapy for newly-diagnosed primary glioblatoma: Multicenter study 2010 ASCO Annual Meeting 2010.6. 4-8
  • Nakao Ota, Hiroshi Kawaji, Chikanori Inenaga, Kenji Sugiyama, Toshihiko Ohashi, Tokutaro Tanaka :Hyperactive output from SMA to the M1 cortices in Parkinson's disease demonstrated by rTMS. 2010.6.7-10, HBM2010, Barcelona, Spain
  • Yoshihiro KITAHAMA, Hiroki Namba, Junya Hanakita:Pathological analysis for the case of the ligamentum flavum hematoma Immunohistochemical stein showed angiogenesis in the degenerative ligamentum flavum -2010.9.10-11, Asia Spine, Korea,
  • Mizuki Watanabe, Chikanori Inenaga, Hiroki Mori, Yoshihiro Kitahama, Ayataka Fujimoto, Takamichi Yamamoto, Tokutaro Tanaka, Junya Hanakita, Hiroki Namba: A case of intramedullary mixed germ cell tumor in the cervical spine proceeded by twenty-seven years ago intracranial pure germinoma 2010.9.11-15 ICN2010 Zalzburg Austria
  • Koizumi S, Namba H:Migration of mouse induced pluripotent stem cells to glioma conditioned medium is mediated by tumor-associated specific growth factors The 10th Hamamatsu-Kyungpook Joint Medical Symposium 2010.9.17, Hamamatsu
  • Hirokazu Nakatogawa, Takamichi Yamamoto, Mizuki Watanabe, Ayataka Fujimoto, Tokutaro Tanaka, Hiroki Namba,:Simultaneous shunting vs delayed shunting with a CSF reservoir for hydrocephalus secondary to myeloschisis International Society for Pediatric Neurosurgery 2010 2010.10.31-11.4 Jeju、Korea
  • Tomohiro Yamazoe, Ayataka Fujimoto, Madoka Yamazaki, Takamichi Yamamoto: Corpus callosotomy for medically refractory epilepsy secondary to congenital bilateral perisylvian syndrome.The 64thAnnual Meeting of the American Epilepsy Society 2010.12.3-7 San Antonio, TX, USA

新聞、雑誌等による報道

  • 難波宏樹:改正臓器移植法施行「期待と戸惑い」静岡新聞 2010年7月14日
  • 難波宏樹:「脳卒中治療ガイドライン2009」を踏まえた脳梗塞慢性期の抗血小板療法 Progress in Medidine 30:2581-2586, 2010年10月号 2010年10月

その他

  • 齋藤靖:下垂体腫瘍の治療 静岡新聞診察室 2010.4
  • 齋藤靖:未破裂脳動脈瘤の治療 静岡新聞診察室 2010.4
  • 齋藤靖:脳血管障害の予防と早期発見について 葵会講演会 2010.6.18静岡
  • 齋藤靖:クモ膜下出血後の症候性てんかんに対するラモトリギンの使用経験 静岡てんかん scientific meeting 2010.7.8静岡 2010.4-2011.3 論文発表

原著

  • 1.Gu C, Li S, Tokuyama T, Yokota N, Namba H:Therapeutic effect of genetically engineered mesenchymal stem cells in rat experimental leptomeningeal glioma model Cancer Lett 291:256-262, 2010
  • Koizumi S, Yamamoto S, Hayasaka T, Konishi Y, Yamaguchi-Okada M, Goto-Inoue N, Sugiura Y, Setou M, Namba H: Imaging mass spectrometry revealed the production of lyso-phosphatidylcholine in the injured ischemic rat brain Neuroscience 168(1): 219-225, 2010
  • Fang X, Sugiyama K, Akamine S, Sun W, Namba H:The different performance among motor tasks during the increasing current intensity of deep brain stimulation of the subthalamic nucleus in rats with different degrees of the unilateral striatal lesion Neurosci Lett 480: 64-68, 2010
  • Isoda H, Ohkura Y, Kosugi T, Hirano M, Alley MT, Bammer R, Pelc NJ, Namba H, Sakahara H: Comparison of Hemodynamics of Intracranial Aneurysms between MR Fluid Dynamics using 3D cine phase-contrast MRI and MR based Computational Fluid Dynamics Neuroradiology 52: 913-920, 2010
  • Isoda H, Ohkura Y, Kosugi T, Hirano M, Takeda H, Hiramatsu H, Yamashita S, Takehara Y, Alley MT, Bammer R, Pelc NJ, Namba H, Sakahara H: In vivo hemodynamic analysis of intracranial aneurysms obtained by magnetic resonance fluid dynamics (MRFD) based on time-resolved three-dimensional phase-contrast MRI Neuroradiology 52: 921-928, 2010
  • Mizutani A, Yokota N, Kawaji H, Yamaguchi-Okada M, Miyagawa T, Namba H: Intraosseous schwannoma of the cervical vertebral body a case report and review of the literature Br J Neurosurg 24 (5):604-606, 2010
  • Koizumi S, Yamaguchi-Okada M, Namba H: Myelopathy due to multilevel cervical canal stenosis with Forestier disease Case report Neurol Med Chir (Tokyo) 50 (10): 942-945, 2010
  • Gao Y, Gu C, Li S, Tokuyama T, Yokota N, Nakayama KI, Kitagawa M, Namba H: p27 modulates tropism of mesenchymal stem cells toward brain tumors Experimental and Therapeutic Medicine 1(4): 695-699, 2010
  • Koizumi S, Gu C, Amano S, Yamamoto S, Ihara H, Tokuyama T, Namba H:Migration of mouse induced pluripotent stem cells to glioma conditioned medium is mediated by tumor-associated specific growth factors Oncol Lett 2(2): 283-288, 2011
  • Gu C, Yokota N, Gao Y, Yamamoto J, Tokuyama T, Namba H: Gene expressions of growth signaling pathways are up-regulated in CD133-positive medulloblastoma cells Oncol Lett 2(2): 357-361, 2011
  • Koizumi S, Hayasaka T, Goto-Inoue N, Setou M, Namba H:Molecular imaging by multiple-stage tandem imaging mass spectroscopy in a rat brain C6 glioma modelProgress in Computed Imaging 32 (1): 33-41, 2010 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=%22Amano%20S%22%5BAuthor%5DAmano S,http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=%22Gu%20C%22%5BAuthor%5DGu C,http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=%22Koizumi%20S%22%5BAuthor%5DKoizumi S,http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=%22Tokuyama%20T%22%5BAuthor%5DTokuyama T,http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=%22Namba%20H%22%5BAuthor%5DNamba H: Tumoricidal bystander effect in the suicide gene therapy using mesenchymal stem cells does not injure normal brain tissues Cancer Lett.2011 Mar 28.
  • 安藤直人、松澤裕次、難波宏樹:両側前大脳動脈解離の1例 脳卒中 32(4): 396-400, 2010
  • 酒井直人、難波宏樹、三浦克敏、馬場聡、礒田治夫、横山徹夫:脳アミロイドアンギオパチーによる脳葉型出血の発症機転 脳卒中の外科 38: 342-347, 2010
  • 北浜義博、花北順哉、高橋敏行、杉山憲嗣、難波宏樹、角谷和夫、横山徹夫:ITB療法を取り巻く環境についての社会的問題の提示 脳神経外科速報 20(12): 1414-1418,
  • 中戸川裕一、山崎友裕、太田仲郎、道傳整、山添知宏、渡邊水樹、稲永親憲、山本貴道、堺常雄、田中篤太郎:エイコサペンタエン酸投与量の差異によるクモ膜下出血後の遅発性脳血管攣縮予防効果について 脳卒中 32(2): 146-150, 2010
  • 中戸川裕一、山崎友裕、太田仲郎、道傳整、山添知宏、稲永親憲、山本貴道、田中篤太郎:エイコサペンタエン酸投与による脳血管攣縮抑制効果に関する検討ーEPA有効投与量、退院時意識レベル、摂食機能障害度、投与上の問題点ー Nutrition Support JurnalNo.24(ISSN 1345-7497)

症例報告

  • Tomohiro Yamazoe, Chikanori Inenaga, Tomohiro Yamazaki, Nakao Ota, Hirokazu Nakatogawa, Takamichi Yamamoto, Hiroki Namba, and Tokutaro Tanaka: Advantages of motor evoked potential monitoring compared with direct observation of motor function in awake surgery for resection of astrocytoma localized in the right supplementary motor area Med J Seirei Hamamatsu Gen Hosp(ISSN:1346-9045) 2010;10(2):6-9
  • Yamashita T, Takehara S, Miyazaki K, Kitahama Y, Namba H:Enhanced MR angiography for depiction of spinal dural arteriovenous fistula in the craniocervical junction J Neuroradiol 38(3):196-8,2011
  • 齋藤靖、笠原正男、村上雅子、村松瑞穂、徳山勤,難波宏樹、馬場聡:下垂体部Wegener's granulomatosisの一例 日本内分泌学会雑誌Vol 86 Suppl.Jun 49-50 2010

総説

  • 難波宏樹:認知症製性疾患の分子イメージング 老年期認知症研究会誌16: 64-67, 2010
  • 難波宏樹:間葉系幹細胞を利用したグリオーマの治療戦略 脳と神経(Brain Nerve) 62 (10): 1075-1082, 2010

その他

  • 酒井直人、難波宏樹、馬場聡、三浦克敏:脳アミロイドアンギオパチー 出血機転にもとづいた手術法とその意義 脳内出血のすべて 2009 第28回The Mt.Fuji Workshop on CVD講演集 128-132,2009