ニュース

News

ホーム > ニュース一覧 > 第3回医・工・情報連携ワークショップを開催しました

第3回医・工・情報連携ワークショップを開催しました

2025年09月02日

 静岡大学工学部及び情報学部と本学は、学生間交流を図り、医・工・情報連携の新たな可能性を切り拓くことを目的に「第3回医・工・情報連携ワークショップ」を8月22日に開催しました。ワークショップは「○○が食事やスポーツなどを通じて健康になる環境づくり」をテーマとして、静岡大学から工学部7名、情報学部6名、本学から医学科6名、看護学科5名の計24名の学生が参加しました。
 最初に、福田充宏工学部長から開催の挨拶があり、静岡大学情報学部の文系分野も含むことによる医・工・情報連携の特徴や、連携による将来構想、そしてその連携の一環となる今回のワークショップの目的について説明がありました。
 続いて、参加学生は、テーマに関連した分野で活躍する静岡大学工学部 庭山雅嗣教授、情報学部 金 鎭赫准教授、本学医学部 前川裕一郎教授、永谷幸子教授から、健康にまつわる食事や運動についての講義を受けた後、各領域の学生が混在する形で6グループに分かれて、医・工・情報連携で実現できる新商品・新サービスを検討しました。グループワークでは静岡大学情報学部 遊橋裕泰教授がコーディネーターを務め、「○○が食事やスポーツなどを通じて健康になる環境づくり」の『〇〇』について年齢や性別、生活環境などを各グループが設定しました。その後、今回のワークショップ開催に際して、各学生が2週間以上装着していたウェアラブル端末の体験や、各自の専門領域の知識をもとに「どうやって健康になるのか?」や「健康になる環境を考える」との観点で、バリュープロポーションの整理や実現へのプロセス・方策が和やかな雰囲気で検討され、活発な議論が展開されました。各グループからは「ウェアラブル端末の情報と連携したAI献立プランナー」「健康スコアを可視化し、スコアに応じたクーポン発行」など、様々な健康になるための環境づくりのアイディアが発表されました。
 グループワーク終了後は静岡大学の施設見学が実施され、医工・医情連携に関わる研究室や学生フォーミュラチームやヒコーキ部などのサークル活動の紹介があった後、学生や教職員が参加する交流会が開催され、将来の両大学での医・工・情報連携が期待されるワークショップとなりました。

開会挨拶

グループワーク

施設見学