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英文雑誌「Scientific Reports」に研究成果が公表されました

2024年09月10日

子宮頸部細胞診標本を迅速にスクリーニングするAIの開発:細胞検査士の負担軽減と迅速で正確な検査を実現

 本学大学院医学系研究科 光医工学共同専攻(博士後期課程)の栗田佑希大学院生(再生・感染病理学講座、先進機器共用推進部)と本学再生・感染病理学講座の目黒史織助教の研究グループはパパニコロウ染色された子宮頸部液状化検体細胞診(LBC)標本を迅速にスクリーニングする人工知能(AI)「GynAIe(ジーニー)」を開発しました。このAIは画像データだけでなく、言語情報を組み合わせた学習を行い、従来の方法よりも高速な診断を可能にします。GynAIeはオープンソースプラットフォーム上で公開されており、広く研究者や臨床現場で利用されることを目指しています。

 本研究成果は、英文雑誌「Scientific Reports」に日本時間8月23日に公表されました。

論文情報

論文タイトル:

Enhancing cervical cancer cytology screening via artificial intelligence innovation
DOI: 10.1038/s41598-024-70670-6

>> 詳細はこちら(プレスリリース本文)PDF