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林業作業従事者の労働災害予防を目的とした、作業者接近時の注意喚起アラームアプリケーションを開発しました

2024年02月07日

林業作業従事者の労働災害予防を目的とした、作業者接近時の注意喚起アラームアプリケーションを開発しました

 林業における労働災害の発生率は、極めて高く死傷者千人率で全産業平均2.3を大きく上回る25.5となっており、林業において労働災害の低減は喫緊の課題となっています。第14次労働災害防止計画においても、アウトカム指標として2027年までに労働災害死亡者数を15%削減することが掲げられています。
 このような背景を踏まえて、本学医学部附属病院臨床研究センターの小田切圭一准教授、同医学部次世代創造医工情報教育センターの齊藤岳児准教授、同医学部医学科3年鈴木健心氏、静岡県農林技術研究所森林・林業研究センター山口亮上席研究員の研究グループは、林業における労働災害の防止対策への貢献を検討してきました。
 今回、作業者同士が近接時した際にアラームを発信するアプリケーション(名称Wood Worker Watch; 略称WoWoWa)を開発しました。アプリケーションの仕様は山口上席研究員と小田切准教授が作成し、アプリケーションプログラムは齋藤准教授の指導の下で鈴木氏が作成しています。今後は社会実装試験をへて、アプリケーションに改良を加え、実用化を目指していきます。



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