英文雑誌「PLOS ONE」に研究成果が公表されました
2022年02月18日
音を利用した肺診断
本学三浦克敏名誉教授は、超音波を利用する顕微鏡を用いて、加齢に伴って肺の中の細気管支、小動脈、肺胞の硬さが低下して、細気管支や肺胞が拡張し、動脈の弾性が低下することを明らかにしました。老年になると、肺の修復能が低下して、各部位がもろくなることがわかりました。本研究の結果より、肺が老化する機序の解明が進むことが期待されます。
この研究成果は、英文雑誌「PLOS ONE」に日本時間2月18日に公表されました。
論文情報
論文タイトル: |
Stiffness reduction and collagenase resistance of aging lungs measured using scanning acoustic microscopy 走査型超音波顕微鏡を用いた老化肺の硬度の低下とコラゲナーゼ抵抗性 |
大学の関連ページ