University Introduction
浜松医科大学は、イメージング技術を用いた基礎研究・臨床研究が盛んに行われており、様々なイメージング装置・機器が整備されています。
学学連携・産学連携による研究開発に広く利用してもらえるように、下記イメージング装置の外部利用(時間貸し)をはじめました。利用経験や専門知識のない方も安心してご利用いただけるように、撮影をお手伝いする技術者を配置しております。是非ご利用下さい。
【GMI社 FX System (サイクロトロン棟)】
PET、SPECT、CTが同じ装置に搭載されており、動物を移動させることなく、各モダリティでの画像撮影が可能です。また、各モダリティの画像をフュージョン画像として表示可能です。
・視野:直径/約10cm、奥行/約10cm
・空間分解能:PET/1.6mm、SPECT/0.5mm、CT/50μm
〈サンプル画像〉
左:ウサギの心筋血流T画像/(99m)Tc-MIBI SPECT
右:マーモセットの脳局所FDG分布/PET-CT
左下:マウス全身CT画像
右下:マウス腫瘍イメージング/(125I)SPECT-CT
【GE社 Bright Speed Elite SD/臨床機 (RI動物実験施設)】
・速度:最短0.8秒/回転
・出力:最大260mA(120kV)
・スキャンスライス厚(mm):0.625、1.25、2.5、5.75、10
〈サンプル画像〉
左下:タイ、 右下:マイクロミニブタ
【GE社 Signa HDxt 3.0T/臨床機 (RI動物実験施設)】
3Tの磁場強度により高画質画像を得ることが可能です。小動物用(ラット、マウス)の専用コイルも整備しており、小動物から霊長類まで撮影が可能です。
・静磁場均一性:0.25ppm(40cmDSV)
・最大傾斜磁場速度:50mT/m、スリューレート(SR)150
〈サンプル画像〉
左:ウサギ心臓の血行動態解析/MRI
右:カニクイザルの脳血管MRA/MRA 2 slab
左下:みかん(垂直断面)
右下:プチトマト(垂直断面・水平断面)
【SIEMENS社 TruePoint16Biograph16 (PET-CT棟)】
16スライスCT「SOMA TOM Emotion 16」と、高感度かつ高分解能LSO-HiRez検出による優れたPET性能とを組み合わせた装置です。腫瘍PET・CT検査、脳神経領域ならびに循環器領域において臨床から研究まで幅広く対応可能です。
・PET分解能:断面方向<4.2mmFWHM@1cm
体軸方向4.7mmFWHM@1cm
・CTスキャンスライス厚(mm):0.6、0.75、1.0、1.5、2、3、4、5、6、8、10
各イメージング装置は、1時間単位で借りることができます。 消費税(10%)含む(単位:円/時間)
各種イメージング装置の利用に際しては、利用申請者が希望するイメージング画像の撮像が可能かどうか、共同利用の目的に合っているか等について、インビボイメージング室長による審査を行います。
なお、各装置の時間貸しにより得られた研究成果および知的財産権については、本学と利用者との間で研究成果の帰属に関する契約等がない限り、原則として利用者に帰属します。
[機器利用までの流れ]
All Rights Reserved. Please do not reproduce without prior permission.
※実験用動物だけでなく、家畜や水産物、農作物等の撮影にも対応します。お気軽にご相談ください。
各装置の操作、撮影、画像処理は、浜松医科大学の技術者が行います。そのため、イメージング装置の利用経験がない方も安心してご利用いただけます。これは撮像できるか?などのご質問も含めて、先ずはお気軽にご相談下さい。
利用申請:インビボイメージング室受託業務申請書
光医学総合研究所
尖端生体イメージング研究部門
インビボイメージング室
TEL:053-435-2035
FAX:053-435-2002
E-mail:Collabo@hama-med.ac.jp