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親子で学ぼう!感染対策2026 ~身近に潜む細菌を見てみよう~ を開催しました

2026年08月07日

 7月30日(木)・31日(金)の2日間、本学医学部附属病院感染制御センター主催の社会貢献事業「親子で学ぼう!感染対策2026 ~身近に潜む細菌を見てみよう~」を開催しました。小学4年生から6年生までの親子16組、38名が参加し、感染対策や微生物について実験や観察を通して学びました。
 初日は、手の表面に存在する細菌を培養するため、手形培地に手洗いやアルコール消毒前後でそれぞれ押し当て、菌の増え方の違いを観察する準備をしました。2日目には培養結果を観察し、除菌効果の違いを比較しました。また、スマートフォンやドアノブ、ペットボトルの飲み残し、ウォシュレットノズルなど、身近な環境に存在する細菌を採取・培養し、それぞれ培地に生えたコロニーの形や色、臭いの違いを観察しました。さらに、口腔内常在菌のグラム染色標本を作製し、光学顕微鏡を用いて1000倍で観察したほか、抗菌薬が効きにくい薬剤耐性菌を調べる方法の一つであるディスク法にも挑戦しました。参加した子供たちは実験に取り組み、研究者になった気分で熱心に観察や記録を行っていました。最後に、手洗い実習では、蛍光塗料とブラックライトを用いて洗い残しの確認を行いました。自分ではしっかり洗ったつもりでも汚れが残っていることに気づき、正しい手洗いの方法や感染予防の重要性を確認する機会となりました。
 講義では「目に見えない微生物が引き起こす感染症と感染対策」をテーマに、私たちの身の回りや体の中に存在する微生物の働きや、日常生活で実践できる感染対策について学びました。参加者は連日の暑さにも負けず、顕微鏡観察や実験に意欲的に取り組み、感染予防への理解を深めていました。
 終了後のアンケートでは、子供たちから「顕微鏡で口の中の細菌を見るのが楽しかった」「自分が思っているより手洗いができていなくてびっくりした」、保護者からは「親子でこれからやっていける感染対策が一緒に勉強できてとても良かった」「実際に薬剤に耐性のある菌の様子が分かり興味深かった」といった感想が寄せられました。
 修了式では、感染制御センター長の古橋先生から参加した子供たち一人ひとりに修了証が手渡されました。親子で楽しみながら感染対策について学ぶとともに、科学への興味や関心を深める有意義な2日間となりました。

(授業内容)  
① 実習「手の表面に潜む細菌の培養と観察」
② 実習「環境に潜む細菌の観察」
③ 実習「口の中の細菌の観察」
④ 実習「薬の効かない微生物の同定と観察」
⑤ 実習「手洗い実習」
⑥ 講義「目に見えない微生物が引き起こす感染症と感染対策」
質疑・応答・修了式

口の中の小さな世界をスライドに集めよう!

ついに発見!口の中の小さな世界

菌液づくりにチャレンジ!

どこまで菌はひろがっている?測ってみよう!

菌のにおいは?観察してみよう!

ブラックライトでチェック!手洗い実習