学術誌「Journal of General and Family Medicine」に研究成果が公表されました
2025年12月25日
人生の最終段階における医療やケアについての
話し合い(人生会議)に市民は積極的
〜浜松市でのインタビュー調査報告〜
本学地域家庭医療学講座の井上真智子特任教授らの研究グループは、浜松市で開発された「人生会議手帳2」を用いて、人生の最終段階にある方と治療やケアの希望を話し合っていく方法について一般市民を対象として意見収集を行ないました。多くの市民はそのような話し合いに積極的で、もっと広報するべきという反応を示しました。一方で、話し合いのタイミングや医療者の関わり方については様々な懸念や要望も聞かれ、この取り組みについて市民と医療者、また市民同士でも対話を重ねることが重要と考えられました。本研究は学術誌「Journal of General and Family Medicine」に11月29日付で掲載されました。
論文情報
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論文タイトル: |
Perspectives of Japanese Citizens on Advance Care Planning in Clinical Settings: Findings From a Focus Group Study (医療機関でのアドバンス・ケア・プランニングに対する日本の市民の視点: フォーカスグループインタビュー調査の結果) |
| DOI: | https://doi.org/10.1002/jgf2.70084 |
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