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光医学総合研究所開所式及び記念シンポジウムを行いました

2024年06月04日

 5月18日(土)、浜松市内で、開学50周年を記念して設置した「光医学総合研究所(Institute of Photonics Medicine)」の開所式及び記念シンポジウムを行い、約70人が参加しました。
 式典では、今野学長、北川所長の挨拶に続き、中野浜松市長、浜松ホトニクス 晝馬会長、静岡大学 木村電子工学研究所長、文部科学省 柳澤研究振興局大学研究基盤整備課長(ビデオレター)よりご祝辞をいただきました。
 式典終了後の記念シンポジウムでは、「医学で叶える明るい未来医療」をテーマに、光医学総合研究所に関連する学問分野の著名な先生5名にご講演いただき、質疑応答では活発な意見交換が行われました。
 開学50周年を記念して設置した光医学総合研究所では、分子、細胞から個体までの尖端的イメージング技術の確立とそれらを用いた未知の生命現象の解明、精神神経疾患をはじめとするアンメットメディカルニーズ(未解決で有効な診断法、治療法が望まれる疾患)の病態の解明と低侵襲な診断法、効果的な治療法の開発を目指します。

〇記念シンポジウム

「脳を覗く;神経回路の再編とグリア」
  自然科学研究機構生理学研究所・所長 鍋倉 淳一 氏

「赤く輝く指に学ぶヘルスケアテック」
  電気通信大学・名誉教授 山田 幸生 氏

「アルツハイマー病の未来医療:PETとバイオマーカーの果たす役割」
  東京大学大学院医学系研究科
  脳神経医学専攻 神経病理学教室・教授 岩坪 威 氏

「次世代のがん治療~ラジオセラノスティクス」
  量子科学技術研究開発機構量子医科学研究所
  分子イメージング診断治療研究部・ 部長 東 達也 氏

「光技術を用いた生体脳研究」
  浜松医科大学光医学総合研究所・副所長 尾内 康臣 氏

今野学長挨拶

北川所長挨拶

記念シンポジウムの様子