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米国免疫学会雑誌「The Journal of Immunology」に研究成果が公表されました

2024年02月15日

間質性肺炎の新たな治療標的を発見〜CD109分子〜

 本学内科学第二講座の直井兵伍医員(大学院生)、鈴木勇三助教、須田隆文教授らの研究チームは、CD109分子が肺線維化の最も重要な経路であるTGF-β伝達経路を阻害することにより肺の線維化を抑制することを明らかにしました。
 本研究の結果から、CD109分子が線維化の主病態に深く関わり、肺の線維化を制御していることが示されました。今後CD109分子を標的とした薬剤が、間質性肺炎の新しい治療薬につながることが期待されます。


 本研究成果は、米国免疫学会雑誌「The Journal of Immunology」に日本時間2月10日に発表されました。


論文情報

論文タイトル:

CD109 attenuates bleomycin-induced pulmonary fibrosis by inhibiting TGF-β signaling
DOI: 10.4049/jimmunol.2300285

>> 詳細はこちら(プレスリリース本文)PDF