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疫学分野の学術誌「International Journal of Epidemiology」に研究成果が公表されました

2022年04月26日

小児抗菌薬適正使用支援加算は、小児科外来における抗菌薬の使用率の減少に大きく貢献

 本学小児科学講座の宮入烈教授、国立成育医療研究センター社会医学研究部 臨床疫学・ヘルスサービス研究室らの研究チームは、レセプト(診療報酬明細書)情報・特定健診等情報データベースの約55万人の情報を用いて、2018年4月に新たに導入された小児抗菌薬適正使用支援(ASP)加算に関する調査を行いました。今回の調査では、この加算によって小児科外来での抗菌薬の使用率が約18%減少し、呼吸器系薬剤や抗ヒスタミン薬といった対症療法薬についても減少が認められました。一方で、入院率、時間外受診率については増加せず、医療コストは4%ほど上昇しました。ASP加算は比較的安全に抗菌薬適正使用を推進する政策となりうることが示唆されます。

 この研究成果は疫学分野の学術誌「International Journal of Epidemiology」に3月30日に公表されました。

論文情報

論文タイトル:

The consequence of financial incentives for not prescribing antibiotics: a Japan's nationwide quasi-experiment
DOI: 10.1093/ije/dyac057

>> 詳細はこちら(プレスリリース本文)PDF