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Nature Publishing Groupの医学誌「Molecular Psychiatry」に研究成果が公表されました

2022年02月18日

自閉スペクトラム症には脳内のドーパミンD2/3受容体の減少が関連し、社会的コミュニケ―ションの困難さや脳部位間の機能的な結びつきに関与していることが明らかに

 本学精神医学講座の村山千尋医師と山末英典教授らは、子どものこころの発達研究センターの岩渕俊樹特任助教や光尖端医学教育研究センター生体機能イメージング研究室の尾内康臣教授らと共同し、浜松PET診断センター設置の浜松ホトニクス社製頭部用陽電子放射断層撮影(Positron Emission Tomography、以下PET)装置を用いて、自閉スペクトラム症(Autism spectrum disorder: ASD)に脳内のドーパミンD2/3受容体の減少が関連し、この減少は、ASDの中核症状である社会的コミュニケーションの困難さや、ASDに特徴的とされる脳部位間の機能的な結びつきに関与していることを見出しました。脳内ドーパミンD2/3受容体の減少は、ASDの「社会的動機付け仮説」を裏付けるもので、さらに新たな治療薬開発の標的となりうることを示す成果です。

 この研究成果は、Nature Publishing Groupの医学誌「Molecular Psychiatry」に日本時間2月18日に公表されました。

論文情報

論文タイトル:

Extrastriatal dopamine D2/3 receptor binding, functional connectivity, and autism socio-communicational deficits: a PET and fMRI study

>> 詳細はこちら(プレスリリース本文)PDF