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米国科学雑誌「Cell Reports (セルリポーツ)」に研究成果が公表されました

2021年03月31日

DNAスイッチのオンからオフへの段階的な進行を発見

 本学分子生物学講座の大畑樹也助教のグループは、本学先進機器共用推進部、国立病院機構東京医療センター、東京農業大学、理化学研究所、東京工業大学、チューリッヒ工科大学(ETH)との共同研究により、TsixによるXistのDNAスイッチ(※)は、「変換期」、「抑制開始」、「抑制維持完了」の各段階を経て、オンからオフに変換されることを明らかにしました。

 この成果は、米国科学雑誌「Cell Reports (セルリポーツ)」に、3月31日に公表されました。

 ※ DNAスイッチ:DNAにはまるで「スイッチ」のような仕組みがあり、その切り替えによって遺伝子の働きが変化する。NHKスペシャル シリーズ人体II 「遺伝子」第2集「"DNAスイッチ"が運命を変える」参照。

論文情報

論文タイトル:

Dynamics of transcription-mediated conversion from euchromatin to facultative heterochromatin at the Xist promoter by Tsix

>> 詳細はこちら(プレスリリース本文)PDF