国際学術誌に研究成果が公表されました
2020年01月23日
本学医学部附属病院・耳鼻咽喉科の三澤清病院准教授を中心とした研究グループによって、中咽頭癌患者における個別化治療に大きく貢献できる発見がなされました。中咽頭癌患者の適切な個別化がなされることで治療法の最適化につながることになり、個人個人の癌患者への治療が大きく前進することになりました。つまり、細胞外の神経伝達物質やホルモンなどを受容してそのシグナルを細胞内に伝えるGタンパク質共役受容体の5つの遺伝子の特性を解析することによって、癌患者のそれぞれの特徴を同定することができ、患者の遺伝的特性に基づいた治療方針を決めることができるようになったのです。これにより、治療法が最適化され、患者の予後を良好にしていくことにつながります。
この研究成果は、国際学術誌『Scientific Reports』に日本時間1月23日(木)午後7時に公表されました。
HPV関連中咽頭癌患者の個別化治療に貢献する新規遺伝子修飾異常の発見
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