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米国化学会誌に研究成果が公表されました

2020年01月16日

 本学の総合人間科学講座(物理学)の三浦教授らのグループは,国立東京工業高等専門学校の高橋三男教授・城石英伸准教授らのグループ,理化学研究所・開拓研究本部の青山哲也研究員と共同で,ラングミュア・ブロジェット法で作製した分子薄膜に球晶(spherulite)と呼ばれる秩序構造を実現しました。本研究の成果が,広く塗布法,インクジェット法などのウェットプロセスで作製する機能性分子薄膜の秩序向上に応用され,軽量で柔軟性が高い有機分子膜の特徴を活かした有機分子エレクトロニクス素材やウェアラブルデバイス等の開発が一気に加速することが期待されます。

この研究成果は,米国化学会「Langmuir」誌のOnline版に2020年1月1日に公開されました。


ラングミュア・ブロジェット膜に球晶構造を実現
~有機分子・バイオエレクトロニクスへの応用に期待~