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英科学誌Molecular Psychiatryに研究成果が公表されました。

 本学精神医学講座の山末英典教授らは、東京大学(ベナー聖子研究員など)、早稲田大学(掛山正心教授など)らとの共同研究により、オキシトシンの単回投与と反復投与の神経生物学的メカニズムの違いについて検討しました。本研究成果は、ASD当事者を対象として、6週間のオキシトシン経鼻投与前後に、プロトン磁気共鳴スペクトロスコピーを用いて測定した内側前頭前野の代謝物の定量と、実験動物においてオキシトシンを単回あるいは2週間反復投与した前後の内側前頭皮質における遺伝子発現解析についての検討を組み合わせた成果です。これによって、オキシトシン単回投与と反復投与では引き起こされる生化学的変化が異なること、さらにこの変化には反復投与に特有のグルタミン酸系の変化が関与する可能性を示しました。
 この成果は、英科学誌ネイチャー(Nature)系医学誌「モレキュラー・サイキ アトリー」に、9月28日に公表されました。

自閉スペクトラム症の治療薬候補であるオキシトシンの投与方法による効果の違いの一端を解明